大杉神社(あんばさま総本宮)ひとり旅



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牛久大仏ひとり旅

の続き。

これは2023年2月27日の旅です

周辺

13:22
日本唯一夢むすび大明神

大杉神社の総本社
創建は、神護景雲(じんごけいうん)元年(767)と伝えられる。
主催神 倭大物主櫛甕玉命(やまとおおものぬしくしみかたまのみこと)。
大神神社(おおみわじんじゃ)から倭大物主櫛甕玉命、今宮神社(いまみやじんじゃ)から大己貴命と少彦名命の二柱を勧請合祀。
あんばさまとは常陸国風土記に登場する安婆嶋から。

あんば七福神弁財天



あんば天狗の森


天狗(鼻高天狗、烏天狗)に対する信仰から。文治(ぶんじ)年間(1185-1189)、源義経の家来常陸坊海尊が様々な奇跡を起こした。ここから海尊を通じて願を掛けると、大杉大明神が叶えてくれる…という信仰が生じた。海尊の容貌が天狗に似ていたため、その像を通じて天狗信仰が生じ、鼻高天狗と烏天狗が眷属と見做されるように。

出ました常陸坊海尊!熊野大社(山形県南陽市)の境内社にあった青麻神社について調べた時登場した400歳まで生きていた伝説の人物w

石碑がズラーっと並んでいます。全て調べるのは大変なのでスルーします。


入口が沢山あって迷いますが、気になった所から適当に回ります。
神額に最勝と書かれています。その隣には稲荷神社と書かれていますが、鳥居が赤くないですね。

勝馬神社の幟が…どうやら競馬の神様もいるようです。随分俗っぽい神社があるものですな。

相生(あいおい)神社

えんむすび、子授けと書かれています。


捄総社(くぞうしゃ)



説明


これは…分かりません。


正一位最勝立身出世稲荷大明神

ここの鳥居は全て赤い。


突然ですが十字架の上にINRI(IESVS NAZARENVS REX IVDAEORVM:ユダヤ人の王、ナザレのイエス)と書かれてますよね。これが稲荷(INARI)の語源では無いかと言われています。

鳥居が赤いのは、エジプトからユダヤ人を逃がす時、ユダヤ人の家であることが分かるよう玄関扉の縁を動物の血で赤く染めたことが由来だとか。ユダヤ人の埴輪から秦氏と八幡神社、応神天皇など…偶然にしては出来過ぎですねぇ。

拝殿


分岐が多い。


こっちにも全く同じ最勝の鳥居が。


ねがい矢



説明


うぉ…願いが外れまくってます…こんな近いのに…


お手洗いも立派


参集殿
要するに社務所ですね。


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内部

随神門(ずいしんもん)

それでは失礼します。左右に狛犬が控えているので随神門ですかね。


阿(あ)


吽(うん)


カラフル


手水舎



サーカスでライオンが潜るやつ?


拝殿



大杉殿
神社の名称通り、かつてランドマークとして活躍した3本の杉(太郎、次郎、三郎)が売りですからね。太郎杉は燃えてしまったようですが。


麒麟門

凄い装飾


何かの童話をモチーフにしてるようですが…鶴と鹿?分からん。


鐘楼だと思いますが梵鐘がありません。神仏分離?


神楽殿



永代太々講(えいだいだいだいこう)

太々講とは諸々の神社に神楽を奉納する講中(こうじゅう)。講中とは講を作って神仏に詣でたり、祭りに参加したりする信仰者の集まり。講とは結社または結社による行事・会合。

境内社群

さぁ!今回も境内社が沢山です!が、熊野大社のようにやると大変なのでサクッと行きます。
大国神社!大国主命!総本社は出雲大社と思われ!


五十瀬(いそせ)神社!天照大御神!総本社は皇大神宮(伊勢神宮内宮)と推定!


日吉山王宮!大己貴神(おおなむちのかみ)と大山咋神(おおやまくいのかみ)!総本社は日吉大社(滋賀県大津市)かな!?

白山神社!白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)!総本社は石川県白山(はくさん)市三宮町(さんのみやまち)の白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)!
妙見宮!天御中主大神(あまのみなかぬしのおおかみ)!総本社は足立山妙見宮(御祖(おみや)神社:福岡県北九州市小倉北区妙見町17ー2)だと思う!

四柱神社!天御中主命(あめのみなかぬしのみこと)、高御産巣日神 /高皇産霊神(たかみむすび)、神産巣日神/神皇産霊尊(かみむすび)、天照大神(あまてらすおおかみ)!

更に神直日神(かむなおひのかみ)と大直日神(おおなおびのかみ)を合祀!

天満宮!菅原道真公!総本社は九州の太宰府天満宮(福岡県太宰府市)でしょう!


三郎杉

ご神木三郎杉です。


これが数百年前、交通標識代わりになっていたと。


こんなところに天満宮の鳥居が。


大杉神社の拝殿、幣殿、本殿を横から。宮大工って凄いな。これやってるのが海外の職人とかだったらイヤだな。


天台宗龍華山安穏寺

別当寺かな?この組み合わせの屋根、本当によく見かけます。


屋根の裏側を観察。


先ほどご紹介した境内社を纏めて。一間社流造、切妻屋根が多いですね。小さいと入母屋や唐破風、千鳥破風のような組み合わせは難しいってことかな。コストも掛かりそうだし。


大国神社だけ入母屋になってます。


海河信仰

それでは改めて大杉神社を。まずは拝殿を横から。太鼓がありますね。


同じ場所から本殿。屋根しか見えませんが、やはり本殿の方が神社!って感じがします。装飾は凄いですがシンプルな切妻屋根がそう感じさせる。


本殿の屋根を真横から。懸魚が凝ってます。


懸魚をアップ。海を表現してるようです。


この辺一帯は河川に囲まれており、菟上国(うなかみのくに:海上国)とも呼ばれていました。大きな杉が灯台のような役割を果たし海河信仰が結び付いたのでしょう。


本殿を囲んでいる塀の意匠も2つとして同じものがありません。


何かの物語を時系列で表現してるんですかね。





似たような写真ばかりですいません。


拝殿の屋根内側
獅子や龍が舞っています。どちらも大陸から伝わったやつですね。


漫画「ついでにとんちんかん」のぬけさく先生みたいな象🐘がいます。


おみくじ

干支のおみくじです。


家族の分を買いました。


中におみくじが入ってます。


帰りに狛犬をアップで。






悪縁切堂

悪い縁を切るどー!
そういえば大杉神社の拝殿前でおばさんが『ガッシャーン!』と陶器を投機して割ってました。縁切りの儀式だったのかな。何と縁を切りたいのか聞いてみたかったなw


行きとは違うルートで戻りたいと思います。美味しそうな清酒がズラリ。


夢むすび


神社が盛りだくさん。


いくつか見逃してますね。


ま、いいや。


またね~!


次の旅へ行く

葦船(あしふね)神社ひとり旅



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