衝撃!赤字になると脳が委縮し老化する!



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貧乏になると老化が加速し脳が縮む!

お金のストレスとは

今回はお金と脳科学のお話です。

みなさんお金のストレスってありますか?

「もっとお金があればなぁ~」
「今月は赤字か~」

のような感覚。

これが脳に与える影響について今回お話ししていきます。

このお金のストレスの話をすると必ず誤解される方がいるので最初に説明しておきますが、実際にお金を持っているかどうかは関係ありません

「お金が足りない」「もっと欲しい」と言う感覚を問題視しています。

例えば年収200万円の人が居て

「自分はお金のかかる趣味も無いし月10万円あれば楽しく生活できる」

って人にお金のストレスってないわけですよ。

逆に年収1000万円でも

「もっとお金があればタワマンの最上階に住めるのにな~…」

みたいな渇望感があるとそれはお金のストレスになる訳です。

なので「お金のストレスは貯蓄や年収とは無関係」と言うことを念頭に置いたうえで今回の記事を読んで頂ければと思います。

よく居ますよね。芸能人で何億も稼いでるのにバンバン散財していつの間にか借金地獄になっていたりする人。

こういうお金に関するストレスは結構ヤバいって言う研究がたくさんあるので今回はその中のいくつかをご紹介していきたいと思います。

更に中年になってから「お金が足りない」って感覚になるとどんな事が起きるのか?と言うこともお話しします。


お金がないと老ける

まず初めにお金のストレスは人間の老化を加速させます。

更にドカ食いする頻度が増え、IQや自己コントロール能力も低下すると言うことが分かっています。

その原因が衝撃的なんですよ…

今回ご紹介する研究によると

お金が足りないと脳が縮む!

ってことが確認されたんです。

20~89歳の男女302人を対象にした研究で、みんなの脳をスキャンして色んな事を調べました。

例えば脳の灰白質の量。要するに脳細胞の数です。

後は脳のネットワーク効率。

細胞同士のコネクション…シナプスですね…が優秀で情報が素早く伝達できるかを調べましたと。

要は脳細胞の数と機能ですね。

それらと参加者の収入や教育レベル、雇用状況、経済状態のようなお金に関する項目と比較したと。

それによって何が分かったかと言うと、お金のある中年(35~64歳)ほど脳が大きい…灰白質の量が多いと。

脳細胞の数が多くて脳が大きかったと言うことですね。

更に脳の機能、ネットワーク効率の部分も高いことが分かりました。

ここでメンタルの良し悪しや認知機能のレベルを考慮してみたのですが、それでもやはりお金がある人の方が脳は大きかったと。

どういうことかと言うと、例えばメンタルが落ち込んでいたり一時的に精神的な病に掛かっている人でもお金があるかないかで脳のサイズに差があったと言うことです。

つまり脳の状態が一時的に悪くなったとしてもお金が足りてる人は脳のサイズがある程度大きかったんです。


お金がないと脳が委縮する

「自分は子供の頃お金がなく十分に教育を受けられなかったから」
「学歴が低かったから」

ってことを言い訳にする人がよくいますが、これも実は関係ありませんでした。

子供の頃に貧しかろうと裕福であろうと、つまり子どもの頃の経済状況を調整しても中年になったときにお金がある人の方が脳は大きくなっていたんです。

もう一度言うと貧しい家庭で育ったかどうかは関係なく、大人になってからお金があるかどうかが脳のサイズを左右していたと。 この原因なんですが、収入が低い職業ほど健康に良くない傾向にあったり、低年収の人ほどジャンクフードが好きだったり喫煙率が高かったり安いお酒ばかり飲んでいたり…

と言った生活習慣の乱れによって脳が委縮してしまっているのではないかと言われています。

後は「貧しさのストレスが純粋に脳を縮めているのでは?」とか「貧しいと脳を使わなくなるのではないか?」のような見解を示す研究者もいます。

これらのことを考量すると、中年による最強のボケ防止対策は『サイドビジネス』なのではないかと。

頭脳も使うしお金も増えるし一石二鳥ですから。


人が貧しくなるメカニズム

【貧しさ】は環境や教育の影響によるもの…とずっと言われ続けてきたのですが、今回の研究に限って言えば経済的な問題(お金が足りない感覚)によって脳の機能が低下し、そうなるとお金を稼ぐことが難しくなって貧しくなると。

貧しくなると更に脳の機能が低下し…と言う悪循環が出来上がり、年齢を重ねれば重ねるほどその格差が広がって行くと。

そうやって貧富の差ができるのではないか?とその研究者は指摘しています。

ただ冒頭でも説明したように、「お金をたくさん持ってなくちゃいけない」と言うことではありません。

お金を持ってるに越したことはないんですが、大事なのは「足りてるか足りてないか」だけです。

ギャンブルとか飲み屋で浪費しまくったりオレオレ詐欺で退職金を奪われたとかでもしない限り、普通に生活していたらお金って足りますよね。

足りてるから屋根のある家に住んだりネットでブログを読んだりしてる訳で。

もし今、特別お金に困ってないのであれば今のうちからお金の使い方を考えた方がいいです。

中年になってから慌てて勉強するよりも、若くて余裕のあるうちに考えておけば脳が縮まなくて済むので。

と言うのも、ある程度お金を稼いだら稼ぐことより使うことを学んだ方が圧倒的に早くお金が増えますので。

多くの人はここをちゃんとせず無駄なことにお金を使うから年収は増えてるにも関わらず「お金がないお金がない」と言い続けることになるのです。

これは「節約しましょう」ってことではないです。

将来に繋がらないこと、意味のないことにお金を使うのを止めましょうってことです。

突っ込んでもお金が増えないのであれば、それは「意味のないこと」にお金を使ってるってことなんです。

お金を使ってリターンが無いって事はお金の使い方がヘタってこと。

こう言うヘタな使い方をしてしまう人ってなんなのか?

実はお金で得する人と失敗する人って行動が全然違うんですよ。

これに関しては同カテゴリ(お金の勉強会)内の記事でたくさん解説しておりますので、よろしければご覧ください。




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