2024年11月のお知らせ
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FXで旅費を稼ぎながら全国を旅するトレーダーの手法
Contents
そのお金と時間の使い方で本当に幸せ?
作業ゲーのような旅行に浪費する人々
今回もお金の使い方の話です。日本で最も有名かも知れない中間管理職のトネガワさんっていらっしゃいますよね。
「金は命より重い」
みたいな(※カイジと言うマンガの登場人物です)。
ご存知の通り私も常日頃「お金ってどう使うのが最も幸せなんだろう」ってことを考えています。
買い物するときも遊びにお金を使うときも「本当にこれって自分の欲しい物?欲しいサービス?」のように自問自答します。
「せっかくの夏休みだから」
とか言って本心では家でゆっくりしたいのに混んでる時期に混んでる場所へ行ってイライラして疲れて帰ってくる人いますよね。
「え?夏休みどこへも行かなかったの?」
って言われるのが怖い。
「リア充じゃない」って思われるのが怖い。
そんな強迫観念で旅行する人がSNSの台頭で増えている気がします。
インスタ映えする写真を撮るため旅行へ行き、楽しいフリをした写真をアップ。
もはや「作業ゲー」としか思えない確認旅行。
観光シーズンに有名スポットなんかへ行くもんじゃないですよ。
道路も電車も空港も混む上にホテルやチケットが普段より高いって…
こんなお金の使い方する人が幸せなお金の使い方をしている訳がありません。
お金があっても不幸な残念な人
お金の話に戻します。他の記事でもお話ししましたが、「お金がたくさんあれば幸せか?」って言うとそう単純な話ではありません。
世の中にはビックリするぐらい何も考えずにお金を使ってしまう人で溢れています。
例えば1本1万円で仕入れられるシャンパンを見栄のために10万円で何本も空けて
「俺はこれだけ金が使えるんだ」
みたいなことを誇示したりとかw
そう言う残念な使い方をする人がいっぱいいます。
他の様々な研究でも証明されていること
で、結局お金ってどう使えばいいの?って言うと「人ために使うといいよ」ってことが今回の研究で分かりました。「他人の為にお金を使う方が遥かに幸せになる」ってことが他の様々な研究でも言われています。
今回はその他人の為にお金を「どう使えばいいの?」ってことをご紹介していこうかと思います。
闇雲に他人の為に使ってもしょうがないので、「何を基準に(他人の為に)お金を使えば幸せに成れるのか?」と言うことです。
何度も念を押すようですが、大前提としてお金と言うのは自分のために使うより他人のために使った方が幸せになるってことが分かっています。
もっと言うと他人と一緒に新しい経験をするためにお金を使うともっと幸せになれる…です。
こう言ったことを更に細かく分析したのが今回の研究です。
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これまでの研究、全てに共通する大前提が発見される
136ヵ国を対象にした大規模な研究
まず結論なんですが、これは今までの研究とほぼ同じでお金って言うのは他人のためにバンバン使った方が幸せになると。「それって国や地域の文化とかによって違ってくるんじゃないの?」
って言う疑問が当然出てくると思うので、今回136ヵ国を対象に研究を行いました。
そして分かったのが、人種や年齢、貧富の差―――貧しい人もお金持ってる人も―――つまり…
「どんな人でも他人の為にお金を使った方が幸福度がアップする」
と言うことです。
幸せになりたいなら「上手に他人のためにお金を使えばいい」と。
とは言え、全財産を使ってしまったら生活できなくなるので、無理のない範囲で他人に使っていくのがポイントです。
自分も充分に稼いで、余裕が出て来たらその分を他人に使っていく…って言うのが理想ですね。
ちなみに「見栄を張るため他人に何かを奢ったりする」のは違いますから誤解なきよう。
何故ならそれは「自分の(見栄の)為」であって他人の為じゃない。
他人の為にお金を使って幸せになりましたか?
では「どう言う風に他人にお金を使えばいいのか?」について。他人の為にお金を使うと幸せになるって言う研究はたくさんあるんですが、みなさんどうですか?
ちょっと思い出して欲しいんですが、他人のためにお金を使って幸せになった経験ってどれぐらいありますか?
余りなってないな~って思いません?
体感的には自分のために何かを買ったり、自分の好きなことに使った方が幸せな感じしません?
少なくとも「自分の好きなこと」を他人と一緒に経験するとかの方が楽しみを感じますよね。
そこでこれらをちゃんと調べて他の研究と照らし合わせてみたのが今回の研究で、それによると…
「単に他人にお金を使っただけじゃ幸福度がアップしない」
ってことが分かりました。
幸せにお金を使うための前提条件が新たに判明
つまり今回の研究で初めて「特定の条件が満たされていない状態で他人にお金を使っても幸福度は上がらない」ってことが判明したんですね。要するに今までの研究では「肝心なところが抜けていた」と言うことです。
では「どう言う条件の元で他人にお金を使えばいいのか?」
これは【自己決定論】と言う考え方が重要になってきます。
【自己決定論】とは幸福に関する理論のことで、「人間は3つの欲求が満たされている時幸せになる」と言うものです。
今回の実験ではこの自己決定論が定義する3つの要件を満たしている状態で他人にお金を使った人の幸福度が最も上昇したんです。
ただ単純に人の為にお金を使えばいいってものでは無かったんですね。
もしそれでよければキャバクラでお姉ちゃんにバンバンお金を使ってるオッサンは幸せな筈ですから。
ところが現実はそうじゃないですよね。どちらかと言うと可哀想な人の方が多いのではないかと。
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お金で幸せを買う3つの条件
話を戻して、自己決定論が定義する3つの特徴について解説していきます。自立感
1つ目は【自立感】です。義務感とかなしに物事についてちゃんと自分で決定出来ている感覚です。
強制されたりお願いされて断れずに(お金を)使ってる感覚ではダメってことです。
自分の好きなことを自分で決めてるって感覚が重要になってきます。
例えば寄付をするとき。
「寄付をすると幸せになる」ってことは他の研究でも分かってるんですが、これは「自分自身で寄付をするって決めた場合のみ」なんです。
寄付を強制されたり「寄付してください!」って懇願された場合は「寄付額も満足度も減る」ってことが分かっています。
1つ目のポイントを纏めると、義務感ではなく自分が決めてやってる自立感が幸福度を高めると言うこと。
有能感
2つ目は【有能感】です。これはお金を稼いだりビジネスで成功することによって今まで出来なかったことが出来るようになったと言う感覚。
例えば…
ちょっと前までは「みんなを家に呼んでパーティー」なんて余裕がなかったけど、今では金銭的にも時間的にも余裕が出来てそれが出来るようになった。
自分の意志で、自分のチカラ(お金)でみんなと一緒に楽しい時間を構築することが出来る。無理せずに。
もちろん自分だけでなく、呼んだ人(他人)にも楽しい時間を提供することが出来ている。
自分だけでなく他人を幸せにする能力を感じる。
「他人にお金を使う幸せな方法」と言うのはこんなイメージです。
これは【承認欲求】も入ってますね。他人に「楽しかった」と認めて貰いたいと言う欲求。
認めて貰うことで幸せになると。
こんな感じで他人にお金を使うことで自分の成長を感じたり、誰かと一緒に成長したり、新しいコミュニティに入れるようになったり…
現在の自分の能力に合った成長の機会があることも重要です。
関係性
3つ目は【関係性】です。周囲の人たち良い関係を保つためにお金を使うのはアリと言うこと。
友達や仲間と良好な関係を築く、または維持するためにお金のチカラを借りるのは悪いことじゃないんですよね。
毎回自分が奢ってばかりだとイヤな気分になるし、逆に奢られてばかりだと(正常な人なら)「なんか悪いな…」って感じになる。
奢って貰っても「なんか悪いな」って感じにならないような人はそもそも「それって付き合う相手としてどうなの?」って言う別の問題がありますが。
まともな人なら「この前奢って貰ったから何かお礼がしたいな」「次は俺が奢ろう」ってなりますよね。
こう言う風にいい関係を持ちつ持たれつ出来るような感じの人たちに対してお金を使うと私たちって満足出来るようになってるんです。
これがお金で幸せを買う方法です
これまでにご紹介した3つの条件を満たした状態で他人にお金を使うと幸福度が劇的にアップしますよ…と言うのが今回の研究です。- 自立感 自分の好きなものを自分の意志で決定出来るかどうか。
- 有能感 成長を感じることが出来ているか。それをやることで能力に合った成長の機会が得られるかどうか。
- 関係性 周囲と良好な関係を保つことが出来るかどうか。
「自分が付き合いたい・一緒に居たいと決めた人たち(自立感)」と「自分の成長に繋がるような(有能感)」「良好な関係を築く(関係性)」ことに対してお金を使うと幸せになる。
つまり
これがカネで幸せで買う方法
と言うことです。3つの条件の中で最も重要な要素 それは…
3条件の中でも特に【関係性】が非常に重要で、お金を使うことによって周囲との関係や評判が向上することに強い幸せを感じると言うことが分かっています。また自立感に関しては強制や義務感ではなく
「自分で考えたんだ!自分で決めたんだ!」
と言うことを常に意識してください。
有能感については
「自分がお金を出すことで何かが変わった」
「お金を出すことによって成長出来た。成功することが出来た」
と言うことを節目節目で噛み締めるようにしてください。
関係性は先ほどお話ししたように、「楽しい仲間と一緒に過ごすためにお金を使えてるかどうか」を意識すると。
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お金のことはお金持ちに学ぼう
研究結果も使わなければ馬の耳に念仏
どうせお金を使うなら有効に使いたいですよね。人間って言うのはお金を使うときの判断を本当によく間違えるので。
そう言った意味で今回の研究はかなり有益な情報だったのではないかと思います。
が、研究結果もしょせんはただの道具です。
それを活かすも殺すも使い手次第。ただ知っているだけではただの頭でっかちでしかありません。
お金を使うとき、これらの研究結果を自分の人生にどうフィードバックするかを是非意識するようにしてください。
稼ぐ方法はお金持ちに学ぶのが最短コース
今回の研究結果を聞いて「でも、お金を他人に使うのって怖い…」
って言う人がいるかも知れません。
何故そう思うのかと言うと、
- 使っても見返りなさそう。結局損しそう…
- 余裕のある状態が続くとは限らない…
- 稼ぎ続けられないかも知れない…
- 他人にお金を使ったら自分の分が無くなっちゃうかも知れない…
このせいで他人にお金を使わず目先の快楽に浪費したり変な趣味に使ったりガラクタを買ったり価値の低いサービスを利用したり…
と言うリスクを抱えている人が結構います。
お気付きかと思いますが、お金は使わないのもリスクなんです。
じゃあどうすればいいのか?
これは非常に簡単です。お金の使い方はお金持ちに学べばいいんです。
弊ブログでもお金持ちに関する記事をたくさん書いていますが、彼らには共通点がたくさんあります。
それらの記事を読んでお金持ちになる人の特徴や性格を学ぶことで成功する可能性を高め、上手にお金が使える人間になりましょう。
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3条件とセットで身に着けると超幸せになれるもの
キャバクラで散財する人の心理
上記とは逆に、お金はたんまりあるのにいい人間関係が築けないと言う人もいます。例としてはキャバクラとかでお姉ちゃんに貢いじゃう人なんかがそう。
詰まる話、あの人たちってコミュニケーション能力が低いんです。
だからお金を払えば喋ってくれる人としか付き合えない。
そもそも自分で女性と関係作れる人ならそんなお店に頼る必要ありませんよね。話相手の斡旋業者に。
それが出来ない、つまりコミュ力に自信が無いから「金銭と引き換えじゃないと自分とお喋りしてくれる女性なんていない」って思い込んでる訳です。
一種の対人不安ですね。
「人と話すのが怖い」
「何かを言って拒否されて傷つくのが怖い」
って言うのがあるから商売の異性としか会話が出来ない。会話のプロで傷つくようなことを言わない人としか付き合えない。
このような状態にならないためにも自信のコミュ力を高めておくことがとても重要になってきます。
お金を他人に使っても、それで深い関係になれなければ意味ないですからね。
会社でも自分の深いところを話せず社員との信頼関係を築けないでいる経営者が大勢います。
そう言う残念な人にならないためにはコミュ力を高めるしかないんです。
そしてそのためにはまず対人不安を克服しておく必要があると言うことです。
いくら稼いでも意味の無い状態
「自分はコミュ障なんで友達関係が上手く出来ないんです」って人多いですが、これって結構危ないんです。
投資やビジネスでお金をたくさん稼いだけど
「友達いない。一緒にご飯食べる相手すらいない…」
ってなっちゃうと、結局なんのためにお金を稼いだのか分からなくなっちゃうんです。
自分で稼げる。自分でお金の使い方を決められる。成長の機会を得るためにちゃんとお金を使っているので【自立感】に関しては完璧!
ってなったとしても、関係性が疎かだと意味が無くなっちゃうんです。
お金を使って共に成長し合える関係を築いておかないと。
コミュ力を高めるテクニック
コミュニケーション能力って言うと「先天的な物」とか「性格だから変えられない…」みたいに決めつける人いますがそんなことはありません。
コミュ力って言うのはテクニックでどうとでもなります。
しかも長い時間掛けなくても結構いけるようになるんです。コツさえ分かってしまえば。
そうすると色々な人間関係が簡単に作れるようになります。
そして作って合わなかったら「さようなら」すればいいんです。
自分とウマが合う人とだけ長く付き合っていけばいいので。
たくさんの人と関りを持ち、そこから厳選していくのがコツ。
今ある人間関係にしがみ付いたらダメ。
しがみ付かない生き方
例えば現在の人間関係、友達候補が5人しかいないのにそこから「自分とウマが合う人」に厳選するのって難しいですよね。もしかしたら全滅しちゃうかも知れない。誰ともウマが合わなくて全ての人間関係が終わっちゃうかも知れない。
そうなると怖くて「多少ウマが合わなくても友達として付き合い続けようか…」って妥協するようになっちゃうんです。
こうなると不幸ですよね。一緒に居て楽しくない。成長しない。
そんな友達に時間やお金を使うことになるのですから。
そう言う状態に陥らないためにも様々な人種と友達になる技術を身に付けることが重要なんです。
そうなると「ダメだったらサヨナラすればいいや」って言う感覚になり人間関係にも余裕が出てくるのです。
結果、対人不安も無くなる。
何故ならこの人がダメでも代わりをいくらでも探せる自信があるから。
だから執着しなくなるんですね。現在の人間関係にしがみ付かなくなる。
あなたから全てを奪おうとする【テイカー】に気を付けろ!
「人と話すのが怖い」「コミュ障だから新しい人間関係作れない」
ってなると今いる人間関係に執着するんですよね。
もし皆さんの周りに【taker(テイカー)】―――皆さんから何かを奪って行こうとするタイプの人―――がいたら1秒でも早く縁を切った方がいいです。
何故ならその人にお金をいくら使っても幸福度はアップしないからです。
「ちょうだいよ!おごってよ!」
みないなシチュエーションになると義務感になり、これは既にお話しした幸福度をアップさせるための【自立感】と相反することになりますよね。
新しい人間関係を作る能力と今回の研究結果をセットにすれば「他人にお金を使って幸福度をアップさせる」ことに関して最強になれると。
と言うことなのでお金を稼ぐと同時にコミュ力も一緒に高めて人生を謳歌してください。
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