2024年11月のお知らせ
『同じチャートパターンでも優位性の強度が全く違う!強さの測定方法と考え方/ちゃんと理解してますか?意外と奥が深いダウ理論とトレンド転換』を配信しましたのでご確認お願いします。
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Contents
脱サラしたい人は必見!起業に向いてる人とは?
起業するつもりが無くても参考になるお話です
昭和の頃と違い「起業したい!独立したい!」って人が平成バブルの頃から増え始め、令和になって更に加速しています。私は仕事柄起業で成功した人、失敗した人をたくさん見てきました。そんな中、成功者や失敗者の共通点もたくさん見つけてきました。
今回はその中でも「(起業に)向いてる人・向いてない人」についてお話ししていこうかなと。
これから起業しようとしている人、起業するつもりは無いけどこのままサラリーマンとして誰かに雇われ続けるのが本当に自分に合っているのか?と、なんとなく不安を覚えている方のご参考になればと思います。
何をやっても稼げる素晴らしい令和時代
よく自分が起業してみてちょっと上手く行ったからって「絶対起業した方がいい!」って何の根拠もなく勧めてくる人いますけど、そう言う「サンプル数1」な人の意見は無視してください。アレは単純に自分が起業で一時的に成功したことを自慢したいだけな人なのでそのうち沈没します。
で、「起業だけは絶対やらない方がいい」とか言い始めますw
どんな物事にも向き不向きってありますよね。それは起業も例外ではないということです。
とは言え、起業のハードルがかつてないほど低くなっているのも事実です。
昔と違ってお金を稼ぐ方法なんていくらでもありますよね。
特にインターネットの台頭も手伝って、引き篭もりや小学生でも億を稼げるような時代です。
こう言うとブロガーやユーチューバー、ニコ生主が真っ先に思い浮かびますが、それ以外にも稼げるビジネスは無数にあります。
無数にあるんですが、それらで食べていくには「想像力がないと厳しい」と言う共通点もあります。
どんなビジネスをするにしても今までに無い物…つまり【オリジナリティ】を出さなくちゃいけないので他人の猿マネをして稼ごうとするのは厳しいってことです。
で、その猿マネが最も上手く行かないジャンルって言うのが起業家なんです。
確実に儲ける方法
新しいビジネスを始めようとした時、成功者のマネをしたり企業の成功モデルをマネしようとする人っていますよね。失敗が怖いから。他人のマネってことは自分以外にもマネしてる人が少なからずいるってことで…
よく「これで確実に儲かる!」みたいなこと言う人いるんですけど、確実に儲かる方法があったらみんながそれやっちゃうから優位性が消失して儲からなくなるんですよ。
本当に確実に儲かる方法があるんだったら誰かがやって成功しているはずですし、それで誰も成功してないんだったらそもそもその情報自体が間違っていて稼げないと。
或いは既に大企業がやっていて個人が参入するのは難しい状態になっている…ってのはあるあるですね。
YouTubeやニコニコ動画でも
- ゲーム実況は儲かる!
- 動画は短い方がいい!
- 何時に投稿するといい!
- 編集をした方がいい!
- サムネイルは凝った方がいい!
でもそんなのを全部無視してやって何千万円も稼いでいる人が実際居る訳ですよ。
そう言う人たちに共通しているのはクリエイティビティ(創造性)が高いってこと。
逆に言うと、創造性が低ければいくら常識に従ったところで稼げないと。
令和の新規ビジネスは全てコレに該当
で、今回のテーマ…あなたが起業したいとして…特にIT系のビジネスで。今はネットを使わないビジネスってほぼ無いですからね。
「俺は実店舗だけでビジネスする!ネットもメールも使わない!」
みたいに牧歌的なビジネスをわざわざ今から始めようって人はいないですよね。
って考えると、『起業=ITを使って起業』…ってことになっちゃうんです。
ネットショップとか既存のプラットフォーム(Amazon、ヤフオク、メルカリetc)を使ってビジネスするのもそれに含まれます。
で、今回の研究ではその「ITで起業するのに向いている人・向いてない人」の違いが明らかになったと。
これはビジネスでネットを使う人全員に当てはまるので、このご時世だと殆どの起業家が対象になるのではないかと思います。
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起業に向いている人 4つの共通点
起業で成功するために絶対必要な物1つ
具体的に言うと「どういう性格の人が起業に一番向いてるのか?」が今回の研究で明確になったと言うことです。性格にも色々あると思いますが、それらを全てリスト化して順位付けし、その中で【絶対に必要な物】って言うのが1個見つかったんです。
結論から言うとそれは【開放性】です。ITスキルが高い人は開放性も高かったってことが今回の研究で分かったんです。
開放性とは新しいことを知りたい!と言う欲求が強い人のこと。
新規探求性が強く、新しいものを求めたり、見たこと・経験のないことに興味を持ったり…といういわゆる好奇心が強い人。
これがITスキルが高い人の共通点・特徴だったんです。
なので皆さんも自分の開放性・好奇心の高さを調べてみて、それが高いってことが分かったらさっさと脱サラしてITで起業してみるのもありだと思います。
そもそも「ITスキルが高い」とは?
せっかくなのでそれ以外の共通点についてもいくつかご紹介していきたいと思いますが、その前に…今回の研究でどういう人を【ITスキルの高い人】と分類しているかをご説明しておきます。
- プログラムをガンガン書ける
- スマホのアプリ程度ならサクッと作れる
- 最新のガジェットを楽に使いこなせる
ITスキルが高いって言うとオタクっぽくてガジェット自慢が好きでプログラムもそこそこ書ける…
ってイメージ(偏見?)する人いると思うんですが、本当にそんな人がIT企業で成功するの?って言うとまぁご想像通り難しいですw
いくらITスキルが高くてもオタクに起業は向いてないと。そのスキルをビジネスに結びつけることがヘタですから。オタクは。
なので誰かが作ったビジネスの中で…つまり既存企業に就職した方がそのスキルを活かすことだけに集中できるので幸せになれると。
ITスキルの高い人に4つの大きな特徴
ちなみに今回の実験は40年分のデータをかき集めたメタ分析になっています。1974年~2014年に発表された論文から1615人分のデータを抽出し、それぞれのbig five…開放性とかも含まれている科学的に一番正しいとされている性格分析テストや知能のレベル、ITスキルの高さを比べる…と言う感じでメタ分析したと。
実際に被験者が書いたプログラムをチェックしたりしてITスキルを見て行ったのですが、その結果ITスキルの高い人に4つの大きな特徴が見つかりました。
- 【知性】 つまり頭がいい人。まぁ当たり前ですよね。
- 【内向性】 大人数でパーティーしたりみんなでBBQとかしてワイワイするのが苦手な人。
- 【誠実性】 コツコツやるのが得意な人。これも当たり前ですよね。社会的な成功のしやすさは誠実性に比例するってことは分かってるのでお金も稼ぎやすいと。
- 【開放性】 新しいもの好き・好奇心が強い人。今回のメインテーマですね。好奇心の強い人はプログラミングやIT系のサービスを作ったりするのが得意だったんです。
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サラリーマンで失敗した人は起業に向いている
リーマンとは真逆
では、これら4つの要素の中でどれが一番重要だと思いますか?既にネタバレしてますけど、ITスキルと一番相関していたのは【開放性】だったんです。
起業で成功するためには好奇心が一番重要だったんですね。
そしてそれよりもポイントが大分下がったところに【知性】の項目があったんです。
起業して成功する人の性格リスト…1位【開放性】、2位【知性】…なんですけど、その1位と2位のポイント差が非常に大きかったと。
更にず~っと下がったところに3位と4位、つまり【誠実性】と【内向性】が同率ぐらいのポイントで並んでいました。
ここから分かることは、サラリーマンで成功するためには欠かせない【誠実性】がITで起業&成功する場合にはそれほど重要では無かった…と言うことです。
なのでITで起業するなら誠実性なんかより【開放性】にフォーカスした方がより効果的に成功率を上げることが出来るということです。起業に必要な性格はこれだけ
また、「飽きっぽい人」もITで起業するのに向いていると言うデータも出ています。誠実性とは真逆の性格と言うことです。なので4つの共通点と申しましたが、その重要度を考慮するなら「好奇心とそれなりの頭の良さだけが必要」と言うことになります。
飽きっぽくて新しいものにアレコレ手を出したり新型商品をすぐ試したくなったり新しい理論、新しいサービス…凄い興味ある!みたいな。
「でも熱しやすく冷めやすいのでどれもこれも続かないんです…」みたいな人いると思うんですけど、起業家はそれでいいんです。しかしそう言う人が従来の普通の仕事やっちゃうと非常に残念な結果になると。
既に触れましたが普通の仕事の場合は誠実性の方が圧倒的に重要ってことが多いんですよ。
物事をコツコツやったりする方が周囲から認められ、その結果収入も上がるし地位も上がり易くなりますから。
しかし起業の場合はそうじゃないと。
サラリーマンは価値の低い人でも上司や顧客にヘコヘコすれば生き残れるのに対し、起業の場合はガチで価値のあるもの・アイデアを提供出来れば誠実性とかは気にしなくてもガンガン稼げるんです。
これが
サラリーマンとは真逆
の意味です。昭和の社長と平成・令和の社長
ちょっと周囲を見渡してみてください。普通の業界で成功してきた昔の社長とIT企業とかで成功している社長や起業家ってちょっと色が違うと思いません?
そこなんですよ。
従来は外向性とか誠実性が高い方が良かったんですけどITで起業する場合はそのどちらも結構下の方にあって一番大事なのが開放性になってるからなんです。
興味がコロコロ変わったり好奇心を向ける対象が変わるタイプの人こそITで起業した方が良いのではないか?ってことが今回の研究から言えるんですね。
ある程度の頭の良さと強烈な好奇心さえあればITで成功しやすいのですから。
遺伝子で決まっているもの 鍛えられるもの
ちなみにここで言う知性って言うのは知識とかでは無くIQの高さなので、これは如何ともし難いです。鍛えられるものじゃないので。知識とかクリティカルシンキングとかは鍛えられるんですけど知性って言うのは遺伝子で生まれつき決まっちゃってるんですよね。
なので我々が脳に対し後天的に出来る事と言えば、脳内のワーキングメモリーと呼ばれる部分を鍛えることぐらいです。
後は好奇心を養うことですね。これに尽きます。
開放性は遺伝で決まるのは半分ぐらいなので、残りの半分は行動を変えていくことによってある程度まで高めていくことが出来ます。
これは「新しいことに手を出してみる」とか「『もう歳だから』と言って自分の好奇心に蓋をしない」とかそういうことの積み重ねのことです。
好奇心を潰してしまうモノ…それは…
ここで1個ポイントがあります。そんなにバカじゃないし好奇心もメチャクチャある…なのに起業しない人…っていう勿体ない人が世の中には沢山いるんですよ。
リーマンなんかの何倍も稼げるのに。楽して。
なんでだと思います?
そう言う人には好奇心を潰してしまう「ある特性」が備わっているってことが分かってるんです。
それは
失敗を恐れる気持ち
です。私たちの好奇心を止めるのはいつも「挑戦することを恐れる気持ち。失敗が怖いと言う感覚」で、これらが好奇心に蓋をしちゃうんですね。
貯金が好きな人は要注意です。
理由は分かりますよね。「やったことがない」「知識が無い」「自分には向いてない」とか理屈をこねながら、『経験のあること』『確実に達成できること』しかやらない人…あなたの周りにいません?
小さい頃は色々なイタズラをしたりちょっと遠くまで行ってみたり冒険していたのに大人になってから守りに入っちゃった人…
こう言う人の好奇心は死んでないんです。
死んでないんだけど好奇心を止めてる【何か】がいるんです。
それが「失敗を恐れる気持ち」なんです。
じゃあどうすればいいのか?
それは失敗を許す力…「失敗許容力」と言うのがあるんですが、これを身に着けることで挑戦するのが段々怖くなくなってきます。
そうしたらもう皆さん好奇心が爆発する訳ですよ。
この状態になって起業すれば怖いものなしと言うことです。
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