不幸な人ほどブランド品に頼る!ドーパミン制御で人生イージーモードに!



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ドーパミンをコントロールして人生を思い通りに!

私たちが買い物をする理由

今回のお話は幸せになるための買い物についてです。

私たちが買い物をするときって

「これを買ったらもっと良いことが起きるんじゃないか?」
「これを買ったらもっと幸せになれるんじゃないか?」


のような期待を感じてますよね。

物を買うときだけじゃなく、何かしらのサービスを受けるときも

  • これをやりたい!
  • 楽しみたい!
  • もっと楽をしたい!
  • インスタで自慢したい!
のように「〇〇したい!」「〇〇が欲しい!」と言う感情が出ていると思います。

このように何かを求めているとき脳内ではドーパミンがジャブジャブ出ています。

「やる気ホルモン」と呼ばれることもありますが、そう呼ばれるのには理由があります。


やる気の正体

まず【やる気】の正体なんですが、それは得られることが分かっている結果に対してです。

ちょっと言っている意味が分かりにくかったでしょうか?
  • お金を支払うことで得られる商品
  • 働いたことで得られるお金
  • 勉強したことで得られる成績や学歴
何でもいいのですが、これらの結果(商品・お金・学歴)を「欲しい!」と思った時ドーパミンが出る=【やる気】が起きる、モチベーションが上がると言うことです。

宜しいでしょうか?

やっても何も得られないのにやる気が出ることはありません

やらなくちゃいけないからドーパミンが出るのではなく、やった後期待するモノが手に入ると思っているからドーパミンが分泌されるのです。

「やるべきだけどやりたくないこと」「やっても喜びが得られないこと・面白くないこと」に関してやる気を持つことはほぼ不可能なんです。

手に入れたら良いことが起こるだろうというこの【期待感】がやる気(ドーパミン分泌)の正体です。


やる気を出したければ…

だから勉強する時、資格を取る時、出掛けようと思った時、仕事をやろうと思った時
これをやった後、何が手に入るんだろう?これをやった後、どんな結果が待ってるだろう?
と言う期待感を持てばモチベーションを高めることが出来ます。

これがドーパミンの正体です。


観光旅行でガッカリする理由

ここで1つ注意すべきことがあります。

何かが欲しい!

って思うとドーパミンが分泌される訳なのですが、このドーパミンと言うのは期待を作ってくれるだけのホルモンで、実際にそれが達成されたら楽しくなるのか?幸せになるのか?については保証していません。

みなさんも経験ありません?

凄く欲しかったゲームやおもちゃ、デバイス、異性…何でもいいですが、実際手に入れたら

「う~ん、苦労して手に入れた割には…」
「う~ん、高いお金を出して買った割には…」

みたいな。

凄く楽しみにしていた旅行や世界遺産も実際行って見ると「うわ!凄いな!これがサグラダファミリアか!」って思うのは最初だけで、

「凄いのは分かったけど時間とお金と労力を掛けた割には…」

みたいな。確認旅行あるあるですねw

「うわ!凄い!…で?」


勉強やダイエットにも応用できる

私たちって買って不幸になると思ったらそれ買わないですよね。

自分の嫌いな食べ物、嫌なものをわざわざお金を出して買わないですよね、普通は。

ところがそんな物でも「欲しい!」って思うことがあるんですよ。ドーパミンが出ちゃうと。

「よく分からないけどこれ買ったら面白そう!」

って。

こんな感じでドーパミンで買い物するのってそのときは楽しいんですが、多くの場合は後悔することになります。

つまり買う前の期待感・直感で買い物しちゃダメってこと。

買った後、それを使ってどう言う風に幸せになるのか?ってことをちゃんと想像してあげないと後悔することが増えてしまいます。

逆にやる気を出したいときはこのメカニズムを利用してあげれば「やらなくちゃいけないけど後回しになっている物」が片付くと。

勉強とかダイエットとか、やらなくちゃいけないと思っているのになかなかやる気の出ない物に対して効果的です。

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買うと幸せになれるもの

経験的アイテムとは

ドーパミンややる気についてご理解頂いたところで今回のメインテーマ「買って幸せになれるものって何?」に入って行きたいと思います。

まず初めに「物よりも経験にお金を使った方が幸福度が上がる」と言うことが最近の研究で分かっています。

物でもそれを買うことによって何かしらの経験が積めるのであればそれも経験にお金を使ったことになります。

これを【経験的アイテム】と言います。

なので物を買うときは商品そのものの品質・価値よりもその商品が自分にどんな経験をもたらしてくれるのか?を意識することの方が重要と言うことです。

自分が何か新しい経験をするために必要なアイテムなら尚いいと。

ここで…

「水を買って飲むのも経験だし、ゲームするのも経験だしスマホとかのガチャも経験になりますか?」

って言う人がいると思うのですが、実はこの論文は英語でして…

日本語にちょうどいい単語が存在しないので便宜上【経験】と言う単語を使っていますが、実際のところ英語のexperience(エクスペリエンス)には日本語のそれとはちょっとニュアンスが違うんですよね。

なのでここで【経験的アイテム】になる3つの条件をご説明します。


他人との結びつき

1つ目はコレ。

それを買うことによって、又はそのサービスにお金を使うことによって他人との結び付きが強くなるかどうか。

更に先程の「物より経験」と言うテクニックを踏まえて言い直すと、経験を通して他人との結び付きが強くなったり仲良くなったりすることが出来るか。

オンラインゲームとかガチャは微妙ですが、リアルで対面して行うトレーディングカードとかはもしかしたらこの条件を満たしているかも知れません。

そのゲームを通じて友達と仲良くなったりすれば。

但しコスパで考えるとトランプやボードゲームの方が有利ですね。

トレーディングカードのように強いカードを買い集めたりしなければならないのでネトゲの課金と同じですし。


スキルが身に付くかどうか

2つ目はその経験を通じてスキルの上達が実感できるかどうかです。

簡単に言うとテニスやゴルフなどのスポーツって他人と一緒にやりますね。打ちっぱなしとかは無しでw

それによって他人との結び付きが強くなるしやればやるほどスキルの向上も期待できる。

スキルの向上っていうのは人間の幸福度にとって物凄くプラスになるんです。

何故なら上達すると今まで見えなかったもの、新しいものが見えてくるようになったり、それによって更に新しい経験を積んでいくことになりますよね。

この経験を積むと言うのが幸福度に大きく貢献すると言うことが分かっているので、そう言う意味でこれらのスポーツも経験的アイテムになるんです。

逆に宝くじやルーレットのような運の要素やランダム性が強い、いわゆるスキルの向上に結び付かない経験に対してお金を使っても幸福度は上昇しません。

どんなに頑張ったって宝くじに当たるスキルは身に着けられません。

毎年買ってるのに300円しか当たらない人も居れば、初めて買ったのに6億円当たりました!って人も居る「100%運」の世界。


トレーディングカードよりはボードゲーム

またトレーディングカードゲームなんですが、これってスキルよりも所有しているカードが物を言いますよね。

もちろんスキルも無視できませんが、同じレベルなら強いカードを持っている方が圧倒的に有利です。

ですが麻雀や囲碁、将棋、モノポリーや人生ゲームのようないわゆるボードゲームって条件はみんな一緒ですよね。

心理戦や持っている知識やスキル、経験が100%活きてくるゲーム。

麻雀なんかは運のゲームと言う人いますけど、初期条件はみんな同じですしその運ですらスキルで左右出来るのが麻雀です。

そう言うゲームではスキルの上達が感じられるので経験的アイテムと言えます。

そう言う意味でトレーディングカードはちょっと微妙…と言ったところです。


ゲームの課金について

ゲームの課金も同じ。

能力が低くても財力に物を言わせればある程度有利になってしまうので意味がありません。

課金した人が有利になるゲームより賢い戦略を取った人が有利になるゲーム…と言う意味では囲碁や将棋のオンライン対戦でもいいかも知れません。

人との結びつきに関してはネット上になってしまいますが。

先ほど言った経験的アイテムのゴルフにお金を使うとしても、ムダに高級なクラブとかに使ったりするのではなくスキル向上のためレッスンを受けてみたり海外のゴルフ場や面白いコース、珍しいコースとかの体験に使った方が幸せになれます。

もちろんそのときお友達と一緒に行ったりすれば更に幸福度が上がります。


自分らしさ

3つ目は自分らしさを発揮できるかどうか。

それが自分のアイデンティティーに反していないことが重要だと。

もっと簡単に言うと「無理してない」「自分にウソをついてない」ってことです。

本当は流行の歌とか音楽に興味ないのにインスタとかで似非リア充が「フェス行ってきました!」ってやってるのを見て真似しようとしたり。

それって本来自分がやりたいことじゃないですよね。

バンドとかJ-POPとかを聞くガラじゃないのにそう言うところにお金を使っても幸せにはなれませんよと。


経験的アイテムまとめ

以上の3つを満たして初めてそれを【経験的アイテム】と呼びます。
  • 他人との結び付き
  • スキルの向上
  • 自分らしさ
自分らしさについて。

例えばゴルフで最初の頃は基礎が大事なのでレッスン通りにやるのもいいんですが、

「自分はチカラに自信があるからリスクを取ってパワーヒッタータイプで行こう」

ってしたり

「わたしはコツコツやるのが好きだからリスクを取らず着実に刻んで行くタイプのプレイヤーを目指そう」

のような感じで自分なりのアレンジを加えるとモチベーションも上がって満足感も増します。

ボードゲームで個性を出そうとするのは難しいかも知れませんが、例えば勝負の最後でどんでん返しを起こすような戦略を得意とするのかリスクは取らずコツコツと定石通りに行くのか…さっきのゴルフの例と同じになっちゃいましたけどw

ポーカーならブラフを得意とするのか…とかですかね。

上達している実感も大事なので、勝率とかを記録しておくのも面白いかも知れません。

数字はウソを吐かないのでそれをグラフにしたりすれば「お、またスキルが上がったな」と視覚的に成長を感じることも出来ます。

同じゲームをプレイしている友達と一緒にグラフを作ったりすれば更に盛り上がることでしょう。

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幸せになるだけでなくお金も増える

不幸だからブランド品で満たされようとする

これらを日頃から意識していると余計なものにお金を使わなくなると言う副次的効果もあります。

お金を使う場面になった時、

「これって本当に自分を幸せにしてくれるんだろうか?」

ってちょっと意識するだけで浪費が減りますよね。結果、貯金も増えやすくなると。

物より経験にお金を使った方がいいというのが一番のルールであることに変わりは無いのですが、それが経験的アイテムなのか?ってことを考えるクセを付けておくことも重要です。

もちろんこのスキルは経験にお金を使うときだけでなく物を買うときにも使えます

デパートに行ってブランドの服…例えばグッチのTシャツを見つけたとします。

大きく「GUCCI」って書いてあって着れば自己顕示欲を満たしてくれそうです。

このとき脊髄反射でクレジットカードを出すのではなく、

「これを着たら…さぁ果たしてどんな経験が得られるかな?」

と考えます。もっと言うと、

「このTシャツを着ているのと今自分が着ているTシャツでどう体験が変わるだろうか?」

を考えるのです。

どうでしょうか?GUCCIのTシャツってそんなに必要ですか?それで幸せになれます?

例えばそのTシャツが1万円だとしたら他のことに使った方が幸せになれるのでは?

って感じで無駄な買い物が減って行くんです。そしてどんどんお金の使い方が上手くなり、見栄を張らなくても幸せになれると。

見栄って言うのは幸せのフリをすることであって、幸せではありませんからね。

客観的に見るとそう言うのを身に着けてる人って裕福に見えるから「きっと幸せに違いない」って勘違いする人いますよね。

だからそれをマネしちゃうんでしょうけど。

「自分もブランドの服を買って高級車に乗れば幸せになるに違いない!」

って。

だから高級車に乗っていても余裕がなくてあおり運転したりするんですよw

彼らは幸せそうに見えて実は不幸なんです。だからそれを埋めようとして変なところにお金を使うんです。


理想的なお金の使い方

最後に経験的アイテム以外で買って幸せになる物をご紹介します。

それはズバリ【時間】です。

言い換えるとそれを買うことによって自分の手間が減らせる物やサービス。

例えば昭和初期って樽と洗濯板を使って洗濯していましたよね。1~2時間ぐらいかけて。

ところが洗濯機の登場でかなり時短出来るようになった。

更に全自動洗濯機が登場しもっと自分の時間が増えるようになった。

こんな感じで自分の手間を減らせる物を買うと幸せになれると。

更にメイド(お手伝いさん)を雇うとか宅配クリーニングにお願いするとかすればもっと手間が減らせますよね。

これが自分の手間を減らせるサービスと言うことになります。

こんな感じで自由な時間が増えることにお金を使うのが実は一番幸せになるってことが分かっています。

日常生活の中で手間が減るもの時間が作れるもの自由な時間が生まれるものに対してお金を使うのが理想的です。

是非、意識してやってみてください!




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