2024年11月のお知らせ
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半自動売買
EAとか自動売買と言うと…一度運用を始めたら24時間365日完全放置で稼いでくれる!
というイメージが一般的だと思いますが、ある程度経験を積むと…
これからドローダウンする可能性が高いってことが分かっているなら、一時的に止めた方がお得なのでは?
と思う場面が出てくるのではないかと思います。
つまり半自動売買ですね。 これをやった方がいいのか、それとも変に触らず完全放置していた方が成績が安定するのか…
え?そんなのEAによるでしょ?
やった方がいいEAもあれば、完全放置した方がいいEAもある…とか言うオチでしょ?
ってのは初心者でもすぐ思い付くことですが、それをどうやって判断すればよいのか?を考え、実際に試したことはあるでしょうか?
大前提
まず大前提として…そのEAがバックテスト通り、またはそれに近い稼ぎ方をしていること。
この条件を満たしていないと話になりません。
たとえ稼いでいたとしてもバックテストと違う稼ぎ方、資金曲線を描いているEAは15回目のEA講座でもお話ししましたが再現性の低いロジックということになります。
再現性が低いということはこれから先の稼ぎ方や資金曲線がどうなるか推測するのが難しい…
はい、もうお分かりですね。
半自動売買は6回目のEA講座でお話したように近い将来の資金曲線を推測しながら一時停止したり再稼働させたりしますので、バックテストと違う稼ぎ方をしているEAでは手の出しようがないのです。
伸びしろやメリットの大きさを考える
それでは次に、その大前提「バックテストと同じ稼ぎ方をしている」を満たしているとして次に見るべきポイントはドローダウンの大きさです。定期的に大きなドローダウンや大連敗を繰り返すタイプのEAならパフォーマンス向上の伸びしろが大きいので、半自動売買の価値があると考えます。
何をもってして「大きい」とか「大連敗」とするのかは、受験勉強と違って答えは用意されていませんので自分の手と頭を使って定義する必要があります。
反対に、ドローダウンが小さかったりあまり連敗しないようなEAでは半自動売買の旨味が少ないので完全放置を選択します。
24時間チャンスを拾うためにEAを始めたはずなのに、変に手を出してチャンスを逃してしまっては意味が無くなってしまいますからね。
運用者のレベル
次は運用者のレベル。裁量トレードと同じで半自動売買も環境認識のスキルは必須です。
これが無い状態でヘタにいじると裏目に出ます。
環境認識に自信がないなら腹を括って自動売買に全てを任せて完全放置。腹を括れないのであれば、そもそもFXはやらない。自動売買もやらない。
これが答えです。
最後はそのEAをどれだけ深く理解しているか。 運用しているEAの得意分野、どのような相場環境に強いのか、或いは弱いのか…を把握しているかどうか。
まとめ
半自動売買をするかどうかの判断材料を纏めますと…- バックテスト通りで再現性が高いロジック
- 伸びしろがありメリットが大きい
- 運用者のレベルが高い
私の開発したEAのコンセプトと運用ポリシー
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