その人のスマホ見れば仕事の効率と転職成功率が分かる



2024年12月のお知らせ 『取引通貨ペアの先行指標(通貨)を探して優位性を高める方法/価格帯レシオをFXに取り入れて優位性を高める方法』を配信しましたのでご確認お願いします。

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転職しても長続きしない人の特徴

今回のテーマは就職・転職です。

就職や転職をして上手く行く人と失敗する人…もっと言うと長続きする人とすぐ辞めちゃう人の違いについて。

就職だけではありません。

例えば脱サラして起業して成功する人と上手く行かなくてサラリーマンに出戻りしちゃう人の差はどこにあるのか?


令和は転職が更に当たり前になる

昭和時代は『職を変えることに対しネガティブなイメージを持っていた日本人』ですが、現在(令和)では転職に対しそれほど抵抗は無いかと思います。

むしろキャリアアップのためと言って積極的に転職することを促す風潮もあったりします。

逆に「終身雇用」とか言ってずっと同じ会社に忠誠を誓い続けるサラリーマンを探す方が難しくなってきたのではないかと。

そんな時代だからこそ転職した方がいい人としない方がいい人の特徴が顕著になってきています。

そこで
  • その違いは何なのか?
  • どうすれば失敗しないのか?
を解説していきたいと思います。


会社をすぐ辞めちゃう人の共通点

まずは研究の背景についてご説明します。

とある会社の経営者が…
弊社の「お客様相談センター」で勤務している従業員の離職率が高くて困っている。

入退職の手続きやタスクの引継ぎ、再募集に掛かるコスト…様々な面で大きな負担になっている。

すぐ辞めてしまう人材を事前に知ることは出来ないものか?
という相談を顧客サービスについて研究している教授にしたのが発端です。

お客様相談センター…つまりオペレーターですね。電話応対窓口。

そこで
  • 携帯電話販売
  • 銀行
  • 航空機販売
  • 通信キャリア
の顧客対応センター総計3万人の従業員データを集め、すぐ辞めてしまう人に共通点があるかどうかを調べました。
応対:応じるだけで解決はしない。
対応:処理・解決まで行う。

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あなたの離職率をチェックしてみよう

底辺職には離職しやすい人が集まる

さて、その共通点は何でしょう?

履歴書や経歴書からそれを読み解くことは可能でしょうか?

面接官、要するに人事がよく気にしがちなのは転職回数やそれぞれの在籍期間だと思います。

例えば…
随分と色んな会社を転々としてるようだけど…転職が趣味なの?
みたいなこと言ってくる会社とかw

特に中小ブラック企業は離職率が高く痛い目に遭ってきたから警戒し過ぎてこういうこと言っちゃうんですよね。


履歴書・経歴書では分からない離職率

ですが今回3万人の従業員データを使ってその辺を調べたところ、残念ながら中小ブラック企業が気にしている…

「ジョブホッピング」と「離職率」には相関が無かったんです。

※ジョブホッピング:職を転々とすること。

意外や意外、次の仕事が長続きするかどうかに過去の転職回数は関係なかったんですね。

もっと具体的に言うと今回の研究では
  • 過去5年間で5つの職場を転々とした従業員
  • 過去5年間同じ職場で仕事を続けた従業員
が次の職場で離職する確率…これには差が無かったと。

ルーレットと同じで過去の結果は記憶されない…例えば赤が5回続いても次に黒が出る確率は普段と同じですがそれと同じってこと。


スマホでチェック出来る離職のし易さ

では一体何が離職を決めるのか?

実はこれスマホを使うとチェックできます

みなさんスマホやパソコンでネット検索するときブラウザは何を使ってますか?

例えばAndroidだったらGoogle Chrome、iPhoneだったらSafari、WindowsだったらBingとかInternet Explorer…今だとEdgeですか。

このように元々入ってるブラウザ、購入時にデフォルトで設定されてたブラウザを使ってますか?

それとも自分でわざわざ別のブラウザをインストールしてますか?

iPhoneだったらSafariがデフォルトのブラウザだと思うのですが、「ちょっと使いにくいからGoogle Chrome入れてみよう」とか「Firefoxを試してみよう」とかしたことありますか?

アプリとかも元々入っているのを使い続けてますか?

それともより良い物・使いやすいものを探してインストールします?

実はこの行動によってみなさんが離職しやすいかどうか、次の職場で長続きするかどうか…が分かるようになってるんです。


使っているブラウザによって離職率が決まる

こんな感じで従業員3万人のパソコンやスマホのブラウザをチェックしたところ、デフォルトのブラウザを使ってる人よりFirefoxやChromeを使っている人の方が

  • 離職率が15%低い
  • 欠勤率が19%低い
と言うことが分かりました。

つまり既存のブラウザを使ってない人の方が会社を辞めないどころか毎日マジメに通勤していたと。

更に売上も高く通話時間も短い傾向にあったと。

顧客対応で通話時間が短いのは効率よく処理している証拠です。

効率よく処理するから必然的に顧客満足度も高くなり、その差は1.5倍にも上りました。

こちらから電話しているときダラダラ対応されたらイヤですよね?電話代も嵩むし。

つまりはそう言うことです。

  • 最大・最小通話時間
  • 売り上げ
  • 顧客満足度
  • 平均通話時間
のような項目について3,000,000件以上チェックしてるので論文の信憑性も高いのではないかと思います。

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別のブラウザを使ってる人が成功できる理由

ここからが科学の真骨頂

このような結果が得られたら、次は「何故そうなるのか?」を考えるのが科学ですよね。

相関は分かったけどそこにどのような因果関係があるのか?

偶然と言うには3万人、300万件と言うデータは大き過ぎますし。

何故デフォルトのブラウザを使ってる人は業績が悪く顧客満足度も低いのか。

これはですね…

現状を良くするために工夫する習慣があるかどうか

ってことなんですよ。

今回は分かり易いよう身近な存在であるブラウザを例に説明しましたが、この研究ではそれ以外にも様々な角度から調査しています。

それらを総合すると
  • 工夫する人は離職率低いよね
  • 工夫する人はデフォルトのブラウザ使ってない傾向にあるね
ってことが分かったと。

そしてそれらを組み合わせて

デフォルトのブラウザを使ってない人は長くマジメに働いてくれる

という記事にしてご紹介したってことです。


少しでも効率よく仕事をするために

IEやSafariを使ってもいいんです。色々と試した結果それが一番便利だと結論付けたのであれば

標準で用意されてる電卓やエディタ(メモ帳)、カレンダーを使ってもいいんですよ。

大事なのは
  • もっと軽い(処理の速い)ブラウザないかな?
  • セキュリティに強いブラウザってどれかな?
  • 不具合の少ないブラウザは?
  • アプリと連携できるブラウザは?
って考えて工夫しようとすること。

もっと効率よく仕事する方法ってないかな?って追求すること。

その結果、プリインストールされたブラウザやアプリを使うのであれば問題ありません。

今回の研究でもその辺はちゃんと調査して調整してます。


脱サラしたのにリーマンに戻って来ちゃう人の特徴

このように、目の前にある面倒くさい事、使いづらい物を見付けた時、自分の力で打破しようとするクセがあるかどうかが離職率と強く相関していたんです。

何故なら「イヤな仕事だな」って思ったとき工夫する癖がないと辞めるしかないからです。

障害にぶつかったら逃げるしかないんです。「私には無理」って思ってるから。

ところがこの現状を少しでもいいから変えるって癖を持ってる人は会社の中でイヤなことがあってもある程度までなら対応出来るんです。

だから離職率も低いし仕事もできるようになる。

この考え方、工夫する癖がないと転職したり起業したりしても同じ失敗を繰り返すだけになる訳です。

障害を乗り越えられないから。障害の無い仕事なんてないですよね。

せっかく独立起業したのに出戻る人っていますよね。

それは工夫する能力が足りないんですよ。

目の前の問題を打破できないから会社や組織に頼るしかないと。

そう言う人は独立起業したり変に転職したりするとコストだけが掛かるので大人しく今の会社に居続けた方が幸せかも…って話。

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この習慣を身に着けて転職すれば勝ち組

これが無いとお金を稼ぐのが難しくなる

この癖・習慣・能力が無いとお金を稼ぎ難くなるってことが他の研究でも言われています。

例えば

低所得者は高所得者より「経済格差は当然だ」と思っている割合が17%多い

など。

本来なら低所得者の方が経済格差について声を上げるべきですよね。

自分たちが被害者な訳ですから。

ところが貧困層の人たちは
  • よく分かんないけど現状でよくね?
  • 経済格差なんてあるのが普通じゃね?
  • どうせ世の中変わらないし
  • 行動するのだるいし
みたいにアッサリ受け入れちゃうんです。

お金持ちの方が

「格差?別に生活困ってないし興味ないな…」

って思ってそうですよね。

だから貧乏人は

「自分に都合のいいルールばかり作って金持ちはズルい!」

ってなるんですけど…

統計を取ってみると低所得者層の方が格差について無関心だったと。


人生諦めちゃってる人々

このように貧しい人ほど現状を受け入れちゃう。

貧しいから現状を受け入れてしまうのか現状を受け入れる癖があるから貧しいのか…

って問題は残るにせよ、先ほどの

「Google Chromeを使うかどうか」

の研究と合わせるとやはり現状を打破しようと工夫しない人はどんどん貧しくなっていくってことが言えるのではないかと。

だから是非みなさんも面倒くさい事やイヤなことがあったら

ちょっとした工夫で変えられないか?

を考える習慣を身に着けると宜しいのではないかと。

既にそう言うことが出来ていて経済的にも成功しているのであれば余計なお世話ですけど。

今回の記事を読んで

「じゃあ自分は転職しない方がいいのかな?」

ってなる人がいると思うんですけど、そこは現状を受け入れず工夫する癖を付けましょうってことです。

現状…つまり『工夫するクセが身に着いてない自分』を受け入れる…

っていうのも経済格差を受け入れている低所得者と同じですよね。


転職にはメリットがたくさん!

冒頭でもお話ししましたが、多様性の時代に於いて転職するメリットはたくさんあります。

何か1つでも極めればそれだけで食っていける!

と言う【職人の時代】は終わりました。

令和は複数の知識やスキルを組み合わせて新しい価値を生み出す時代です。

そう言った意味でも転職やキャリアチェンジにはメリットが沢山。

大きな会社に属しているのであれば部署を異動するだけでもキャリアになります。

キャリアの選び方についても様々な研究が行われており、『職業選択の科学』なんて言うジャンルまであります。

興味のある方は調べてみては如何でしょうか。




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