2025年1月のお知らせ
『雇用統計でも機能する超強力なゾーン!通貨の強弱、トレンドの出易さ、レンジの成り易さを知る方法』を配信しましたのでご確認お願いします。
FXで旅費を稼ぎながら全国を旅するトレーダーの手法
高勝率トレンドフォローで専業トレーダーになるの続きです。
トータルでプラスに持って行く
トレンドフォローが失敗する2大要因
前回はメンタルに負荷が掛かる2大要因のうち「(a) 勝率がやたら低い」をどう対策するかについてお話ししました。
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トレンドフォローがメンタルに負荷を掛ける2大要因
- 要因(a) 勝率がやたら低い
- 要因(b) 含み益を利食わず我慢する
今回は、「(b) 含み益を利食わず我慢する」をどう対策するかについてお話していこうと思います。
勝率の低い手法と忍耐力
そもそもなんで「含み益を利食わず我慢」しなきゃいけないんだっけ?
利益を伸ばすためだろ?
勝率の低いトレンドフォローでは他の手法よりも更に損小利大を意識しなければトータルでプラスに持って行くのは難しいからね。
つまり我慢する目的は『トータルでプラスに持って行くため』ってことね。
パフォーマンスを上げる
パフォーマンスを上げるには…
- (α)勝率を上げる
- (β)利益を大きくする
- (γ)損切りを小さくする
のいずれかをすればいいよね。
これらの精度を高めていけばトータルでプラスになるってことでしょ?
「(α)勝率を上げる」に関しては前回の記事『「(a) 勝率がやたら低い」の対策』で議論したので、今回は残りの2つについてお話しします。
FXで旅費を稼ぎながら全国を旅するトレーダーの手法
損小利大の本質
利益を伸ばすには
これが一番難しくて優位性があるって話だったわね。
そうです。トレンドフォローをする限り逃れられない部分なんですが、対策はあります。
ほほぅ。して、その対策とは?
「損切りを小さくする」です。
ほほぅ。って、それ次に話すアイテムだろ。
ロスカットを小さくする
「利益を大きくする」のと「損切りを小さくする」ってのは同じ意味って事よ。
ヘリクツこねやがって…
損切り幅をケチるテクニックを学べば、利益の幅は今まで通りでも相対的に大きくなるって言うカラクリです。
そりゃそうだが…
損切り貧乏にならない範囲でロスカットをケチる
デイトレを前提に考えると、利益を伸ばすと言っても100pipsが関の山ですよね?
ユーロドルの平均ボラティリティが1日80pips前後なので、それ以上伸ばそうと思ったらスイングトレードになるわね。
そう。そこで、例えば現在ストップ幅を50pipsにしていたとしたら、それを25pipsにするだけで利幅を2倍にしたのと同じだけの価値が得られる。
具体的なテクニックは講座の方で詳しく解説しているわ。
ただ、余りにストップもを狭くすると損切り貧乏になってしまうので程々にしよう。
結論
「(b) 含み益を利食わず我慢する」のが大変だからトレンドフォローを継続するのが難しい…
のであれば、利益を伸ばす努力をするのではなく、ストップを狭くするテクニックを磨きましょう。
ストップを狭くすれば、リミットを狭くすることも出来るため、「利食いを我慢する」と言うメンタルが苦痛に晒される時間を削減することも出来ます。
のであれば、利益を伸ばす努力をするのではなく、ストップを狭くするテクニックを磨きましょう。
ストップを狭くすれば、リミットを狭くすることも出来るため、「利食いを我慢する」と言うメンタルが苦痛に晒される時間を削減することも出来ます。
制御不能な利を伸ばすより制御可能な損を小さくする方が簡単
なんだそんなことか。
と思うかも知れませんが…
損小利大だから!
と言って利を伸ばそうと必死になって報われない努力をし…
………
結果的に破れかぶれになって破産するトレーダーをたくさん見て来たのでお話ししました。
pipsバカ
初心者は「稼ぐこと(リミット)」ばかりに目が行がちだからね。
今日は200pips獲ったぜぇ~!
…みたいな獲得pips数バカのことね。
勝ってるヤツは「稼ぐこと」じゃなく「負けないこと」にフォーカスしてるから獲得pips数にはあまりこだわらないってことだな。
そうそう。
FXで旅費を稼ぎながら全国を旅するトレーダーの手法
トレンドフォローの難易度を下げる手法
R倍数を維持したまま難易度を下げる
さて。実はR倍数を維持したまま精神的負担を減らす方法は他にもあります。
- (α)勝率を上げる
- (β)利益を大きくする
- (γ)損切りを小さくする
これ以外にもあるってことか?
実は既にヒントのようなものは出ているのですが…
要はポジション保有時間が短ければトレンドフォローも続けられるってことでしょ?
つまり、時間軸を短くするってことね。
スキャルピングのトレンドフォロー
1分足とか5分足でトレンドフォローをやるってことだな?
どの足でやるかはその人のライフスタイルや好みで決まるけど、まぁそう言うことです。
日足のトレーダーが4時間足に切り替えるだけでも、単純に6倍の時間短縮になるわ。
そうだね。実際にはそんな綺麗に割り切れないけど、手法を変えなければポジション保有時間を減らすことは出来る。
スキャルピングで保有時間を減らし、ストレスに晒される時間を減らす
ポジション保有中って、それが含み益でも損でもストレスになるものね。
そうなんだ。私も何百回、何千回とトレードしてきてようやくサイコパスになれた。
リアルなおカネが掛ってると、慣れるのにも時間が掛かるのね。
BNFさんやcisさんのように最初から金銭感覚がぶっ飛んでる人もいますけど…
私たち凡庸なる者がそう言う人たちのマネをしようとしても…ってことね。
FXで旅費を稼ぎながら全国を旅するトレーダーの手法
トレンドフォローを苦痛なく継続する対策まとめ
「要因(a) 勝率がやたら低い」の対策
- エントリーを厳選する ブレイクしても飛び乗らず、環境認識や手法を駆使して精度を上げる。
時間足を短くすると、「待つ」と言う苦痛を軽減できるメリットもある。
「要因(b) 含み益を利食わず我慢する」の対策
- ストップを狭くする 利幅を2倍にするより、ストップを半分にした方が精神的負担は少なくて済む。狭くしても勝率が下がらないよう、ストップのテクニックを磨く。
- 時間足を短くする 時間足を短くすることで、ポジション保有時間を減らす。
秒速スキャルピング
「時間足を短くする」に関して注意事項があります。
それは、「初心者は【秒速スキャル】に手を出してはならない」と言うことです。
「マーケットはフラクタルで、どの時間足でも手法は同じ」なんじゃないのか?
基本的にはね。でも、tickや秒足を見て1pip抜きとかをする、いわゆる「秒速スキャルピング」だけは例外だわ。
秒速スキャルは別のゲーム
どうしてかしら?
秒速スキャルと言うのは注文の溜まっているところ、つまり攻防が起こる場所を瞬時に見極め、そこに到達したとき「反応をサクッっと頂く」手法。
だから「トレンドに乗る」とか、「反転を捉える」と言った手法とは切り離して考えなければならないのね。
反応を取るだけなので、「利を伸ばす」と言う概念もないしね。
利ザヤも小さいからコストも高く付くし、画面に張り付くからお肌にも悪いわ。
スキャルピングはオススメしない
そんなこんなで、トレンドフォローは初心者にお勧め!で始めたこの記事でスキャルピングをおすすめする訳にはいかないのです。
具体的にはどれぐらいの足でやればいいんだ?
おすすめの時間足に関しては次の記事でご紹介します。
な、なんだよ尻切れトンボだな…
すんません。文字数が多くなってしまったので…
デイトレでお勧めするローソク足とマルチタイムフレーム分析関連動画
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