少ない投資で幸せになる!幸か不幸かはお金の使い方次第



2024年10月のお知らせ 『フラクタル構造を深く理解し、押しや戻りの深さを推測する方法/調整を利用した逆張り手法』を配信しましたのでご確認お願いします。

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間違ったお金の使い方で不幸になってる人が多過ぎ

お金を稼ぐ目的ってなんですか?

今回は投資の話です。

その前に。そもそもあなたがお金を増やす目的ってなんですか?

単に「幸せになりたい」ってことですよね。

好きなことをして楽しく生きたい、ただ食べていければいいって人も居るかも知れませんが…とにかく幸せならそれでいいってことですよね。

あくせく働いたり勉強したりするのも結局は少しでも幸せになりたいと願ってるからですよね。

たくさんお金を持ってですね「俺金持ってるぜ」みたいなことがやりたいだけの人も居るかも知れませんが、大体そう言う人って大してお金持ってないんですけど。

お金の使い方が上手いからお金持ちになるだけで。

結局お金を稼ぐ目的ってあの紙切れが欲しいわけじゃないですよね。あるいはコインが欲しいわけじゃないですよね。

その先に得られる楽しみや喜びが欲しいと。

だったらお金を稼ぐことよりどうやったら幸せになるのか?人間っていくらぐらい稼いでどう使った方が幸せになれるのか?

ってことを考えた方が早いと言うことです。

例えばワンコイン(500円)を上手に使うだけで宝くじに当たるより遥かに幸せになれる方法があるんですよ。

むしろ宝くじに当たった人たちって言うのはお金の使い方を知らないと1億当たろうが100億当たろうが幸せになるどころか破産して以前よりも不幸になるって事が分かってますから。


お金を稼いでも幸福度は上がらない

お金を稼ぐことに対してネガティブなことを言う人いますよね。例えば「お金を稼ぐのは良くない」みたいな。

そうすると「じゃあ全財産寄付しろよ」みたいになってくるのでこれはちょっと違うと。

また、稼いだからと言ってそれだけじゃ幸せにならないって言う研究もあったりするんです。

借金がない状態、負債がない状態。貯金がある程度あるから安心…っていう状態はマイナスを防いでくれるだけなんです。

不幸は減らせるけど幸せ(プラス)を増やすには至らない…と。

借金がない。あるいは1年は暮らせるぐらいの貯えがある…

つまり不幸がある程度消えた状態にまでになったらあとはお金の使い方を考えた方が幸せになれるってことです。

ただ稼ぐことだけにフォーカスしてるといくら稼いでも幸せを感じることが出来ず、ラットレースやチキンレースになって逆に不幸になると。

スティーブ・ジョブズ氏が死の間際に溢したように「俺なんで金稼いだんだっけ…」みたいになっちゃうよと。


向社会的行動とは

じゃあどうすればいいのか?って言うと【向(こう)社会的な行動(他人のためになるよう意図された自発的な行動)】が自分の幸福度を高めるってことが分かっています。

向社会的行動…今回のテーマ「お金の使い方」で言うと寄付や他人への投資なんかがそれに該当します。

投資と言っても大きな金額である必要はないです。

他人のためにお金を使うと幸福度が上がるってことが様々な研究で分かっており、寄付や投資もその選択肢の1つであると。

その研究・実験の1つをご紹介します。

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お金と幸福度の関係 実証実験

実験内容

まず参加者にお金を配ります。

お金は封筒に入っており金額は2種類(5ドルと20ドル)に分かれています。

どの封筒にいくら入っているのかは誰にも分かりません。もちろん参加者にも。

またお金とは別にその封筒にはメッセージカードが入っています。メッセージの種類も2つです。

  • メッセージ1
  • 午後5時までにこのお金を自分の為に使ってください
  • メッセージ2
  • 午後5時までにこのお金を他人の為に使ってください
と言うことで封筒の中身の組み合わせは4種類と言うことになります。

2種類の金額×2種類のメッセージカードなので。


幸福度が最も上昇したグループは?

これで何を調べるかというと実際そのメッセージ通りにお金を使って貰い、どの封筒のグループがその日の幸福度が最も高くなったか?ということです。

普通に考えたら5ドルより20ドル使った人の方が幸せになってそうですよね。

更に他人より自分の為にお金を使った方が、例えば美味しいものを食べたり欲しかったものを買ったりした方が幸福度も高まりそうな気がしますよね。

つまり自分の為に20ドル使ったグループの幸福度が最も高くなるとイメージする人が大半ではないかと。

多くの人はそう思って自分のお金を自分のことに使ってると思います。

でも実際は違ったんです。

実際は他人のためにお金を使ったグループの方が遥かに高かったんです。幸福度が。

「そんな他人の為に使うお金なんてないですよ…生活もギリギリで…」

みたいな声が聞こえてきそうですが、ここからが面白くて実は5ドルを他人のために使った場合も20ドルを他人の為に使った場合も幸福度に差異は無かったんです。

つまり他人のためにする行動全般…他人の為にお金を使ったり親切にしたりといった行動が幸福度を高め、その幸福度の上昇率は金額に依存しない…と言うことが今回の研究で分かったと。

ここが今回の研究の中で最も価値のある事実ですね。金額や労力の量に依らない。


これが史上最強の投資

他人の為にお金を使ったり労力を費やすことそのものが大事で、その金額や労力の度合いは関係なかったと。

つまり1日5分でもいいから他人に親切な行動をすればそれだけで幸福度は高まるんですよ。

ボランティアの人なんかは丸1日使って奉仕活動したりすることがあると思うんですけど、自分が幸せになるってことだけにフォーカスするならそこまでする必要はないと。

どんな些細な事でもいいから「ありがとう」と言って貰えるようなことを1日1個やると。

他人の為にちょっとお金を使ったり親切にすることは自分にとっての投資にもなっていて、更に「寿命も延びる」ってことも分かったんです。

更に嬉しいことに日常や仕事の作業効率も上がり時間に余裕があるような感覚になる。

そして自分に自信がつく!って言う研究もあるんです。

自信が付くと行動力も上がるのでチャンスを掴みやすくなり成功しやすくなる…

これって最高じゃないですか?

つまり今回の研究で分かったのは、

最高の自己投資は他人に僅かな金額、僅かな時間、僅かな労力で構わないから親切にしてあげる

ってことだったんです。

決して株や不動産に投資してお金持ちになることじゃなかったんです。


親切は具体的に定義しておく

と言うことなので、最短で成功したいって方はお金を追い求めるよりどうすれば自分が成功できるようなメンタルになっていくのか?を考えていくのが最も確実で近道であると。

これは自己啓発セミナーとかで言ってるような「俺は出来る!俺は出来る!」って思いこむとかじゃないです。

小さな親切。お金的にも金額が小さい、時間も小さい、労力も小さい…そういった親切を継続してあげることが重要。

で、この親切も「一日一善!」「ありがとうと言って貰う!」「感謝する!」みたいな漠然としたものじゃなく具体的にしてください。

例えば1日1本でもいいから誰かにジュースを奢るとか、良いサービスを受けたらちょっとチップを弾むとか具体的な行動を決めておいた方が喜びが高くなります。

具体的じゃないと「世界平和に貢献する!」とか「恵まれない子どもたちに愛の手を!」とか大富豪ですら成し遂げられないような高い目標を掲げちゃうんで。

具体的な小さなこと。無理せず毎日、毎週でもいいんですが、簡単に継続できることが重要なので欲張ってあまりハードルを上げないことをお勧めします。

コンビニの募金でもいいんですが、出来れば感謝して貰える方がいいと思うので貯金箱にチャリンと入れるよりかはチップを直接渡すとかの方がいいです。

という訳でぜひ皆さんも無理のない範囲で親切やってみてください。




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