食後のサプリはもうやめて!死ぬよ!マジで!アレルギーや基礎疾患のリスクも!



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このサプリは危険!すぐ飲むのをやめてください

非常に複雑で難しいサプリメントの世界

今回のお話はサプリメント。

お手軽・気軽に栄養素を摂れるイメージのサプリですが、医学的な知識が無いと意味が無かったり逆効果になったりするので結構難しい世界です。

健康食品やトクホの闇と同じで、正しい知識を身に着けないと
身体に良いと思って高いおカネ出してそれを選んだのに実は身体に悪かった…
なんてことになってしまいます。
商品名を暴露!痩せない原因はトクホ!ガンになるサプリ!野菜ジュース&ノンオイルドレッシングは毒!
更に相性の問題もあって、例えば
このサプリ飲んで身体の調子が良くなったから友達に勧めたんだけど効果が無かった。
のようなことが往々にして起こります。

このように、どのサプリが自分にとってプラスになるのかは試してみないと分からないのが現代医学の現状です。


飲まない方がいいサプリ

そんな状況の中、医者に処方された場合でもない限り飲まない方がいいサプリが存在します。

日本でも普通に売っているサプリです。

他のサプリに混入されていたり健康食品に添加されていたりするのですが、それは何かというとカルシウムです。

え?骨を丈夫にするアレ?

その通りです。

カルシウムをサプリで摂取するとよろしくないという研究は昔からあり、今回はそれについて解説します。

この問題が根深いのは、マルチビタミンのようなカルシウムとは直接関係のないサプリや健康食品にしれっと含まれていることです。

単にカルシウムサプリをやめるだけではこれから解説する問題を回避することが出来ないので厄介なんです。

成分表をちゃんと確認すればいいのですが、その辺の対策も含めてお話ししていきます。


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骨が丈夫になるどころか折れやすくなるサプリ

本当に骨が丈夫になるのか?

それではカルシウムサプリの問題点1つ目。

  • 骨が強くなります!
  • 骨粗しょう症を予防します!
を売りにしているにも関わらず、その効果が得られない。

例えば2012年の研究によると、全国健康栄養調査で定義された1日の必要摂取量(後述)を超えていくらカルシウムを摂取しても骨密度に影響しないことが分かっています。

カルシウムは摂った分だけ骨が丈夫になる!

というのは間違いで、いっぺんにたくさん取っても意味がないと。


骨が折れやすくなるサプリ

2007年の論文はカルシウムサプリ信者にとってかなり衝撃的です。その内容は

カルシウムサプリを飲むと足を骨折しやすくなる

と言うものです。

この件に関しては論文が1つしかないので他の事実に比べると信憑性は低いです。

しかし骨が丈夫になるという論文より意味が無いという論文の方が多いことは確かで、その上でこのような論文まで出てきているのに…

カルシウムサプリを飲み続ける理由って何ですか?

ってなる訳です。

誤解しないで頂きたいのは、「カルシウムは意味がない」ではなく「カルシウムサプリは意味がない」です。

素直に野菜や魚を食べましょうと。


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動物(人間)はサプリから栄養を正しく吸収できない

心臓発作の確率140%アップ!

カルシウムサプリ2つ目の問題点。

心臓病などの心疾患に悪影響を及ぼす。

2012年に24,000人の男女を11年間追跡するという大規模な研究が行われています。

それによるとカルシウムサプリを摂っている人はそうじゃない人に比べ心臓発作のリスクが140%高いことが分かっています。

2.4倍です。

これ以外にも「脳卒中になる確率が20%上昇」「死亡率が9%上昇」などの結果も得られています。

何度も申しますが、これはカルシウムが悪いってことではありません。

食事からカルシウムを摂っている分にはこんなこと起こりませんので。

よっぽど同じものを食べ過ぎでもしない限り。


動物の身体はサプリから栄養を吸収しないようになっている

言わずもがなですが、人間を含む動物も植物も自然界にある物から如何に栄養素を効率よく吸収するか?を基準に進化して来ました。

何百万年もかけて。

だから我々の身体はサプリのような自然界では絶対に有り得ない濃度の栄養素に対応していないのです。

濃度だけでなく、特定の栄養素だけが抽出された状態というのも有り得ない状態です。

その辺にカルシウムが落ちいて、我々の祖先がそれを拾って食べていた歴史があったならそれを上手く吸収する身体に進化していたでしょうが実際はそうじゃありません。

人類は魚を食べるとき脂肪分やタンパク質を除いてカルシウムだけを食べていた…とかでもありません。

カルシウムを摂取するときは必ず他の何かと一緒に食べていた訳です。


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サプリを食後に飲むとヤバイ理由

原始時代は常に食料が足りなかったので色々な物を食べていた

じゃあ食後に飲めば食事から摂ったのと同じ感じになるのでは?
違います。

先程も言ったようにその濃度が問題なんです。

自然界の食べ物には様々な栄養素がバランスよく含まれており、そこに不自然な栄養素を追加したらそのバランスが崩れてしまいます

もっと言うと、我々の身体がそのバランスに合わせて進化したのです。

どうやったら自然界に存在する食べ物から栄養素を上手く消化・吸収できるか?

を何百万年も掛けて追及した結果が今の我々の身体なんです。

だから追加で余計な物を入れても無意味などころか逆効果になる可能性の方が高いと。

何故なら我々の身体は自然界に存在しないものを【異物】と判断しますから。


飲む前にウコンって意味あるの?

ちょっと話が逸れますけど、ウコンで有名なクルクミン (curcumin)ってありますよね。

二日酔いを抑えるとかで「なんとかのチカラ」にも入ってますが、あの成分は特殊加工しない限り吸収されないんです。

全部おしっこで出ちゃう。

あれを飲んで二日酔いが抑えられたと感じるのはプラシーボ効果です。


特定の栄養素だけを吸収させるのは無理

そんな感じで栄養素が吸収されるにも色々な条件があるんです。

冒頭でも申しましたが、知識がない状態で特定の栄養素だけを人為的に吸収させようとするのは非常に難しい。

ビタミンが足りなければビタミン剤を…のような単純な話じゃないから。

アミノ酸ひとつ取っても

他のアミノ酸と同時に摂らないと吸収されない…それどころか悪さをする…

のように複雑に絡み合っているんです。

専門家の意見ですら分かれるんですから素人に正しい判断が出来るわけありません。


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血管が詰まって死ぬサプリ

コレステロールよりやばいカルシウム

カルシウムサプリに戻します。

ここから更にマズい話になってきます。

意味がないとか言うレベルじゃない。

吸収されない濃厚なカルシウムは果たしてどこへ行くのか?

尿として単に排泄されるだけなら良かったんですが、行き場を失ったカルシウムはなんと血管にこびりつきます

血管の内壁にこびりつき石灰化するんです。

コレステロールが内壁にこびりつくことで血液の流れが悪くなり脳卒中や心疾患を引き起こすことは割と知られているかと思います。

それがカルシウムの場合はより強力な石灰になってこびりつくと。

一旦こびりついたらもう取れません。

どれぐらいヤバいか想像できますよね?


カルシウムが骨になるペース

本来カルシウムは骨の中で固まるのですが、そのペースは決まっています。

1日の摂取量が決められているのはそのためです。

そして骨になれず余ったカルシウムは排泄されるまで血液中を彷徨うことになるのですがその過程で内壁に付着する訳です。

血管が塞がれれば血流が悪くなり、血流が悪くなればそれを取り戻そうと心臓が頑張ります。

すると運動をしていなくても常に心臓に負担が掛った状態になり、結果心疾患に陥ると。


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〇〇だけ食べてればいい!

食べ過ぎても大丈夫な食品

じゃあ魚とか野菜とかカルシウムを多く含む食品は食べ過ぎない方がいいの?
これに対する答えですが、食べ過ぎても大丈夫な物はそもそも存在しません

これはカルシウムがどうのという以前の問題です。

よくテレビやネットで

「ダイエットに効果がある!栄養たっぷり!」

のように話題になるとそればかりを食べる人が居ますが、身体を壊します。

先程も言ったように、栄養はバランスが大事で必要以上に摂っても捨てられるか悪影響を及ぼします。

これはカルシウムだけでなく全ての栄養素について言えることです。


普通に食べてれば無問題

これを踏まえてカルシウムの話に戻すと、野菜や魚など自然界に存在する物から摂取した場合は吸収が非常に緩やかになるため

「骨にならず余る」とか「血液中に溢れ出て石灰化する」

のようなことは起こりません。

何度も申しますが、必要以上に濃度の高い物を大量に摂るから身体がそれに対応できなくなるんです。

(動物もそうですが)人間の身体は適切な濃度で入ってきた栄養素だけ正しく吸収されるように出来ており、それ以外は異物だとか非常事態だと認識します。

異物だと認識しスムーズに排泄されればまだマシなのですが、それすらも出来ず体内に留まるとあらゆる害を及ぼします。

それがアレルギーや成人病、ホルモンバランスの崩壊、心疾患の原因になる訳です。


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カルシウムの致死量

カルシウムを〇mg以上摂取すると死亡率が上がる

冒頭でも触れましたが医者から処方された場合は別です。

本当に健康を考えるならサプリとかでショートカットしようとせず食事から摂りましょうってこと。

メリットが無いから。

ではどれぐらいの量から摂り過ぎになるのか?

カルシウムについては1日500mgを超えると死亡率が上がり始めることが分かっています。

もし手元にサプリがあるなら確認してみてください。

1日どれぐらい摂ってることになっているのか。

また、カルシウムサプリだけでなく他のサプリや健康食品にも注意が必要です。

パッケージには「マルチビタミン」と書いてあってもカルシウムがセットになっていることがあるからです。

健康食品に添加されている場合もサプリを飲んだときと全く同じことが起こります。


健康食品販売企業に洗脳されないために

サプリや健康食品は手軽に効率的に栄養素が摂れるイメージがありますが、しょせんはビジネスです。

食事内容にコンプレックスのある人の不安を煽り、

これさえ摂ってれば大丈夫!

という安易な道を提示するのです。
是非正しい知識を身に着け、食に対する意識を高め、健康食品会社の養分にならないよう気を付けましょう。



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