2024年11月のお知らせ
『同じチャートパターンでも優位性の強度が全く違う!強さの測定方法と考え方/ちゃんと理解してますか?意外と奥が深いダウ理論とトレンド転換』を配信しましたのでご確認お願いします。
FXで旅費を稼ぎながら全国を旅するトレーダーの手法
Contents
ジョージ・レーンによって開発されたストキャスティクス(stochastics)
ストキャスティクスはオシレーター系インジケーター
これもアレだろ?買われ過ぎ、売られ過ぎ、美人過ぎとか言うヤツの類だろ?
オシレーター系ね。
RSIと同じ運命を辿る気がしてならないわ…
アメリカのチャート分析家【ジョージ・レーン】によって開発された…
ってことになってるけど、実際のところ怪しいわ。
ストキャスティクスのパラメーター
MT4ではこのようになっています。
- K Period
- D Period
- Slowing
KとかDとかってのは何の略なんだ?
このインジケータの開発者が%Aから始めて%B、%Cのように28個のオシレーターを作り…
その中で使えそうなのがDとKだった。それだけ。何かの略じゃないわ。
FXで旅費を稼ぎながら全国を旅するトレーダーの手法
ストキャスティクスのパラメーター%Kについて
%Kの算出方法
%K={(C-Ln)/(Hn-Ln)}*100%
C:Closeの略で終値
Ln:Lowの略でn期間の最安値
Hn:Highの略でn期間の最高値
Ln:Lowの略でn期間の最安値
Hn:Highの略でn期間の最高値
うお~(゚Д゚)!これで何がしたいんだ~!考えたくねぇ~(◎_◎;)!
発作よ。
麻酔。
ごんっ
ん(~_~;)?ここはどこだ?
1つずつ丁寧に追っていけば、全然大したことないから心配しないで(^^ゞ
%K={(C-Ln)/(Hn-Ln)}*100% を和訳します
この計算式を日本語にするだけでも簡単になるわ。
そ、そうか。頼むぜ。
%K=(終値ー直近安値)/(直近高値ー直近安値)ってこと。
ほ、ほほぅ…
図にすればもっと分かる。
まけ太くんのために寝ないで描いたよ。
1分でね…
%Kの意味を図解
分母である「(直近高値ー直近安値)」って言うのはその区間内の値幅、つまりボラティリティのこと。
図で言うと「b」ね。ちなみにこの図だとローソク足は5本あるから、n=5ってこと。
分子「(終値ー直近安値)」は図で言うと「a」。
つまり、この図を使うと「%K=a/b」ってことになるわね。
おぉ。なんだか分かった気がするぞ。
%Kの意味は分かったかな?
つまり、%Kはボラティリティに対する直近安値までの割合ってことね。
そう。例えばある期間の値幅(b)が100pipsで直近安値まで(a)が30pipsなら…
a/b = 30/100 = 0.3
で、%Kは30%になるってこと。
直近のボラに対し、終値がどの位置に居るのか?が分かるだけよ。
な~んだ。簡単じゃないか。ストキャスティクス恐るるに足らず。
FXで旅費を稼ぎながら全国を旅するトレーダーの手法
ストキャスティクスのパラメーター%Dについて
%Dの算出方法
%D=(Hm/Lm)*100%
Hm:(C-Ln)のm期間平均。
Lm:(Hn-Ln)のm期間平均。
Lm:(Hn-Ln)のm期間平均。
%D=(Hm/Lm)*100% を和訳
(C-Ln)は%Kで登場した分子「a(終値ー直近安値)」と同じ…って言うのはいいよね。
復習しましょう。
C:Closeの略で終値
Ln:Lowの略でn期間の最安値
Hn:Highの略でn期間の最高値
Ln:Lowの略でn期間の最安値
Hn:Highの略でn期間の最高値
Hはその「a」を平均しただけ。
つまりHmはaの「m期間単純移動平均」ってことだな。
(Hn-Ln)も同様に%Kで分母として登場した「b」と同じなので、Lmはボラティリティの単純移動平均ってことになる。
要するに%Kの分母と分子に対し、m期間の平均を取って割っただけ。
パラメーター%Dの目的
なんだ。こっちも超シンプルだな…で、平均を取ってどうしたいんだ?
MA(移動平均線)のゴールデンクロスやデッドクロスと同じよ。
%Dは%Kの移動平均だから、%Dが%Kを追いかけるように描画されるのね。
あ、イメージできたぞ。%Dと%Kは短期MAと長期MAみたいな関係にあるんだな。
そうよ。それらをどう使うかは各トレーダーが決める事。
ストキャスティクスは値幅の平均値を比較&描画してるだけ
MA(単純移動平均)って言うのは終値を平均したものだよね。
ストキャスティクスはその部分が『値幅の比率』に置き換わっただけ。
なんだ。数式が違うだけで、やってることは似たようなもんなんだな。
世の中なんてそんなもんよ。
どんなインジケータも「始値、高値、安値、終値」をどう加工するか?でしかないものね。
私たちは加工食品よりネイティブな食材をお勧めするわ。
チャートも無添加がいいってことだな。
FXで旅費を稼ぎながら全国を旅するトレーダーの手法
ストキャスティクスのパラメーターSlow%Dについて
まだあるのか…
Slow%Dは『%Dの単純平均』
通常パラメータには3が使用されるので、直近3つ分の%Dの平均値ってことになる。
「Slow%D = 直近3期間の%Dの合計/3」ってことだな。
あら。理解が早いじゃない。
あぁ。早く終わりにしたいからな。
Slow%Dは『%D(%Kの平均)の平均』
%D自体も%Kの平均がベースだから、Slow%Dは%Kの平均の平均…ってことかしら。
なんだかなぁ~。で、一応聞くが、これはなんのためにあるんだ?
%Dだと感度が良過ぎてノイズが多くなるから、更に平均して平滑化しただけよ。
過剰最適化ってヤツか…
あの有名トレーダーも愛用しているストキャスティクス!
ちなみにこのストキャスティクス…
あの!ジョン・ボリンジャー氏が絶賛し、愛用しているとのこと!!
ボリンジャーバンドをここまで理解して使ってる人いないでしょ?
おいおい!大丈夫なのか!?
「あの!」って言われても…って感じね(-_-;)
もしかしたら「振り」なのかも…
現実を知らないってのは怖いな。
ストキャスティクスの使い方は極めてシンプル
で、どう言う使い方をするかは説明しないんだな?
ここまで話せば分かるでしょ。使いたい人は%Kが%DなりSlow%Dなりをクロスしたところで売り買いすればいいわ。
今回の説明を聞いて「使ってみたい」って人がいればね…
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