2024年11月のお知らせ
『同じチャートパターンでも優位性の強度が全く違う!強さの測定方法と考え方/ちゃんと理解してますか?意外と奥が深いダウ理論とトレンド転換』を配信しましたのでご確認お願いします。
FXで旅費を稼ぎながら全国を旅するトレーダーの手法
Contents
トレンドフォローの現実
トレンド相場は捨てると言う選択もあり
相場の7割はレンジと言われています。
だったらトレンドは捨ててレンジだけ狙えばいいんじゃないのか?
ほほぅ。なかなか斬新な発想だね。
まけ太にしてはね。
トレンドフォローは低勝率
確かにトレンドフォローはレンジに比べ勝率は低いです。
だろ?だったら常にレンジを想定して売り買いすれば勝率も7割になるんじゃないのか?
その通りです。事実、レンジ専門のトレーダーはそうしています。
初心者はトレンドフォローで基礎を身に着けよう
ただ、レンジ専門になるにしてもその精度を上げるためにはトレンドについて深く知っておく必要があるわ。
それに、勝率は低いけどR倍数(取れる値幅)が大きいのでホームランタイプのトレーダーには根強い人気がある。
テクニカル的な難易度もレンジより低いので、初心者にはまずトレンドフォローから入ることをお勧めしています。
今回は、そんな初心者に向けた記事ってことね。
トレンドフォローは超シンプル
トレンドフォロー系の手法は、シンプルなものが多いです。その中で代表的なのがブレイクアウト手法です。
レンジブレイクアウト、移動平均線ブレイクアウト、前日高値ブレイクアウト…
色々あるけどトリガーが違うだけで、トレンドに付いて行くと言う点では全部同じよ。
これ以外にもトレンドフォローのトリガーとなるものは無数にあるわ。
トレンドフォローは英検3級より簡単
でもみんなシンプルなんだろ?
そう。全てに共通するのは何か目印のようなものを抜けたら、そっちに付いて行く。
小学生でも出来る。
年中さんのあたちにもできまちゅよ。
おい。幼稚園児が出て来たぞ。つ~か、年中ならもっとしっかり喋るだろ。
演技だよ演技。分かれよ。
うぉ(゚Д゚)!?
FXで旅費を稼ぎながら全国を旅するトレーダーの手法
トレンドフォローはシンプルだけど難しい(矛盾?)
純粋トレンドフォロワー
トレンドフォローと言うのは文字通り「トレンドに従う」訳ですから反転するまで利食いしません。
例えばダウ理論を基準にトレンドフォローを仕掛けたら、ダウ理論的にトレンド転換するまで利益確定しないと言うことです。
チャールズダウ氏は「明確に転換のシグナルが現れるまでトレンドは継続する」って定義してるからね。
トレンド転換を確認してから利食う…結構な利益を吐き出してから利食うことになるわ…
ここがトレンドフォローの難しいところだね。
プロスペクト理論
幼稚園児にも出来るぐらい簡単なのに難しいってどう言うことだ?
技術的には簡単だけど、含み益が減って行くことに耐えるのは難しいってことよ。
そのトレンドに乗るまで何度も何度も損切りし、今回は損切に引っ掛からず…
やっと利益が乗った(・∀・)!
と言う奇跡のポジションの利益が減って行く苦痛と言ったらないでしょう。
トレンドフォローはストレスで胃潰瘍になる
奇跡のポジションの含み益がどんどん膨らんでいくのも結構なストレスよ。
イヤ、それはないだろ?利益がどんどん膨らんで、毎日喜びのダンスを踊ってるんじゃないか?
嬉しいってのもストレスなんだよね。それに恐らく不安な気持ちの方が大きい。
含み益、減るなよ減るなよ…(ドキドキ)
どれどれ。ちょっと下げて揺さぶってみようかな…
まさか(゚Д゚)!?
そろそろ元に戻すか。
ふ~…よかった~…
忙しいな。
ストレスね…
チキン利食いでトレンドフォローの醍醐味「損小利大」が台無し
早くこの苦痛から解放されたい!
なるほどな~。これがチキン利食いのメカニズムか。
早く利食いし過ぎた!次こそは我慢するぞ!
と決意した後に限って含み益を全て吐き出す。
やっぱ反転前に利食っときゃよかった(゚Д゚)!
上手く行った時にホメると次は上手く行かない(平均回帰)のと同じ原理
何故こうなるのか?
行動に一貫性が無いからよ。
もし一貫性があれば…
(ケース1)反転する前に利食うなら2回ともそうしておけば2回ともそこそこの利益になった。
(ケース2)反転してから利食うなら2回ともそうしておけば1回目はホームラン、2回目は建値撤退になった。
(1) 一貫性があれば、どちらのケースでもトータルで利益は残る。
(2) 一貫性がないと、どちらのケースでもトータルで利益が残らない。
(3) 両方とも余すとこなく取れることもあるが、そんなことは極めて稀だし安定もしない。
(ケース2)反転してから利食うなら2回ともそうしておけば1回目はホームラン、2回目は建値撤退になった。
(1) 一貫性があれば、どちらのケースでもトータルで利益は残る。
(2) 一貫性がないと、どちらのケースでもトータルで利益が残らない。
(3) 両方とも余すとこなく取れることもあるが、そんなことは極めて稀だし安定もしない。
二兎を追う者は一兎をも得ず
初心者は何とかして(3)をやろうと無駄な努力をする。尻尾と頭を取ろうと必死。
相場の神様は…
上手く立ち回ってやろう
と言う傲慢なトレーダーに厳しいのじゃ。
ポセイドンは海と地震担当じゃないのか?
結果、いつも(2)になって…
勝てない!この手法はダメだ!
となる。自分の内面に原因があるとは想像だにしない。
FXで旅費を稼ぎながら全国を旅するトレーダーの手法
結論~大衆にトレンドフォローが続けられない理由~
(3) 「どちらも上手く取ってやろう」を目指すと(2) 「どちらも取れない」になる。
なぜ難しいのか?
せっかくの含み益が無くなってしまったり損失に変ってしまっても同じことを続けなければならないから。大衆には続けられないからトレードフォローには優位性がある
テクニカル的には簡単だけど大衆には続けれられない…か。
「大衆にはできない」と言うことは?
おぉ、それだけで優位性があるってことか!
トレードが難しいと言われるのは、手法を知らないから…と言う技術的な部分だけではないと言うことが証明されたようだね。
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