




2025年7月のお知らせ 『ドル円やポンドドルなど主要通貨がこれから進む方向とトレードプランについて』を配信しましたのでご確認お願いします。
FXで旅費を稼ぎながら全国を旅するトレーダーの手法
専業トレーダーが定義するトレンドは2種類だけの続きです。
(a)トレンド有り&ボラティリティが高い


ボラが高いと言うことはエネルギーを大きく消費しながら進んでいると考えられます。


これも物理と同じね。
値幅が同じでもそこに至るまでの値動きは毎回違う




例えば【A地点がご自宅】で【B地点が最寄り駅】だとします。


駅まで歩いて行くことを想像してね。
- 道はどちらも平坦で、高低差はありません。
- どちらのコースも舗装されており摩擦係数は同じです。
- 風は吹いておらず空気抵抗は無視できるものとします。
- 地球の中心からの距離は一定で、重力にも差異は…


いや、そこまで定義しなくても分かると思うぞ…
どうやって現在のレートに辿り着いたか?


どちらのコースでもB地点(駅)へ辿り着くことは出来ますが、青のコースで行った方が楽ですよね。




そりゃそうだ。赤のコースは遠回りだからな。余計な体力を使うし。


トレードでも同じことが言えるって事だね。


はい。同じ値幅を移動するにしても遠回りをして辿り着いた場合は残エネルギーが少なく疲弊していると言うことです。
トレンドが継続し難い相場環境


疲弊していると言うことはこれ以上のトレンドは継続し難い。


継続するためにはエネルギーの充填が必要。


どこかで給油しなきゃってことだな。


マーケットに於ける給油とは「レンジ」のことだね。


はい。ですのでボラの大きなトレンドは燃費が悪いので調整が入りやすいと言うことになります。
FXで旅費を稼ぎながら全国を旅するトレーダーの手法
(b)トレンド有り&ボラティリティが低い


青のコースはボラが小さいから燃費も良いってことだな。




そうです。赤と同じエネルギーでより遠くまで行くことが出来ます。
トレンドフォロワーのパラダイス


アベノミクス以降の日経平均株価なんかは青のトレンドだね。




教科書に載ってるぐらい綺麗な「ブル相場」だわ。
Point それまでエネルギーを溜めに溜めて来たのでトレンドが出始めたら大きく伸びることは誰もが予想していたと思います。
レンジの長さと値幅の狭さに比例してトレンドは爆発する


私はアベノミクスが始まる前からずっと言ってましたよ。あ、信じて貰えない?


その勢いやタイミングまでは分からないので、予想が当たりさえすれば稼げるってワケじゃないけどね。


そう。相場は当てモノじゃないって他の記事で何度も言ってます。


短期トレードも同じね。方向性は合っていたのに稼げなかった…FXあるあるだわ。


だから技術(手法)が必要ってことなのね。
真綿で首を絞めるような上昇トレンド


緩やかな上昇トレンドについて、もう1つ知っておいた方が良い原理原則があります。


忘れてたな…


…それは緩やかであるが故にショートポジションを抱えている人がなかなか減らないと言うことです。


特に含み損を抱えているトレーダーが多いわ。
茹でガエル症候群


急騰するとビックリして手放すんだけど、ゆっくりなので…


まだ大丈夫だろう…


(上昇の勢いが弱いから)もう一度押してくるだろう!


とタカを括るわ。


損失が少しずつ膨らんでくから、タイミングを失っちまうんだな。ロスカットの。


自分が損切りした瞬間に下がったら悔しい!


とか思ってるんじゃないかしら。
ポジショントーク


しかしどうしようもないぐらい損失が膨らんでくると少し考え方が変わるよ。


少しでも有利な場所で損切りしたいからもう少し押してきたら…アイタタタ…ヒザが…


ここまで一方的に上げてきたんだから、さすがにそろそろ下げてくるだろう!?


「だろう運転」ってヤツだな。
スピリチュアルに頼りだしたら終了


マーケットは無知で無計画な人に厳しいです。


まるで彼らの考えていることを知っているかのように意地悪な値動きをしてくるわ。そして大衆が…


そろそろ頼むよ~…


と願えば願う程頑なに上げ続ける。


いい加減に下げてくれ(><)!


ついにお祈り始めたぞ…
祈りのトレード


人間、祈るようになったらおしまいです。このタイミングで…




こんなのが来たらアウトだな…


普段は神様のことなんて考えもしないのに、都合の良いときだけ神頼みするような輩には天罰を喰らわせます。


天誅!天誅!天誅!


あ~!証拠金が足りない!もう駄目だぁ!!!
天井圏で乱高下が起こる理由


含み損のマネープレッシャーにより、精神的にも金銭的にも耐えられなくなった彼らがついにロスカットするわよ。


彼らの損切は買い注文なのでここでバイイングクライマックス、つまり最後の急騰が起こります。


ロングポジションを大量に抱えていた勝ち組トレーダー達はその注文を…


待ってました!(あかりさん結婚してください!)


ここぞとばかりに決済注文(=売り)をぶつけてきます。


これが天井圏で乱高下する理由ね。


なんか途中で関係ない話が聞こえたような…
FXで旅費を稼ぎながら全国を旅するトレーダーの手法
まとめ
- (a)トレンド有り&ボラティリティが高い
- (b)トレンド有り&ボラティリティが低い






の違いについてざっくり解説しましたが何となくイメージ出来ましたでしょうか?


阿鼻叫喚ばかりでよく分かんなかったんじゃないか?
(a)トレンド有り&ボラティリティが高い
エネルギー消費量が激しいのでトレンドは長く続かない。
攻略のポイントとしては、押しが深いことは分かっているので、直近安値付近まで引き付けてロングのみを狙う。レンジの攻め方に近いですね。これ以上言ってしまうと教材を手に入れた方に申し訳ないのでここまでにしておきます。
(b)トレンド有り&ボラティリティが低い
押し目待ちに押し目なしと言うヤツですね。どこで入っても勝てる環境なのですが、押し目買いをしている人にはストレスの溜まる時間帯だと思います。そうは言っても、
我慢していればチャンスは必ず来ますので焦らずに行きましょう。
ここでイライラして普段やらないようなトレードをしてしまうと、そう言うときに限って待っていたチャートパターンになり、「待っていればよかった」と余計ストレスが溜まります。そこで反省すればいいのですが、悔しさのあまり大衆の多くはそのミスを何とかして「なかったこと」にしようと努力してしまいます。
「なかったこと」にするためには、建値まで戻って来てくれればいいですよね。
でも不思議なことにそう言うときに限って戻ってこないんです。
すると大衆が次に何をするかと言うと「ナンピン」です(笑)
建値まで戻ってこないならナンピンして平均取得単価を下げてやろうと、小学生でもやらないような手法に手を染め始めます。
人間って過剰なストレスを受けると思考停止してしまうんです。エネルギー消費を抑えるための防衛本能でしょうか。
エネルギーを消費しない代わりにおカネを失うんですが(笑)
その人がその後どうなるかは説明する必要ありませんよね。


…最初からこのまとめだけでよかったんじゃないのか?










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