瑞宝山慈恩寺ひとり旅~謎の鳥居!?



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羽前高松ひとり旅~駅から慈恩寺まで

の続き。

これは2022年11月11日の旅です

仁王坂手前の道路

仁王坂




あ、ちなみに今回参考にしたマップはコチラ

鳥居坂にある鳥居を潜りたいので仁王坂はスルーします。

よだれ地蔵

六地蔵の一


よだれ地蔵の裏にある…倉庫?柿が干してあります。


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鳥居坂

ここから上ります。


あ、昨日行った赤湯の烏帽子山公園と同じ急傾斜地指定地だ。

急傾斜地崩壊危険区域…

重要文化財瑞宝山本山慈恩寺


これが本当の鳥居

貫(ぬき)が柱を貫通してるので明神鳥居ですね…あれ?


白いハトが留まってます!これが本当の鳥居です!

事実、天岩戸に隠れた天照大神を誘い出すため鳥を木に留まらせて鳴かせた…その時の木が鳥居の原型である!…という説がありますし。

って、そうじゃなくて…ここってお寺ですよね?山号もあるし名称も寺だし。ちょっと調べてみるか…

お寺に鳥居?

まず、慈恩寺の歴史ですが神亀元年(724年:奈良時代)に行基(ぎょうき)がこの地を選び、天平18年(746年)聖武天皇の勅により婆羅門僧正菩提僊那(ばらもんそうじょうぼだいせんな)が寺院を建立。山号を寒江山、大慈恩律寺と称す。

行基とは飛鳥~奈良時代の仏教僧。婆羅門僧正菩提僊那とは奈良時代に唐からやってきた渡来僧で東大寺大仏殿の開眼供養法会で導師を務めたりした。南インドのバラモン階級に生まれたから婆羅門の字が当てられた…のかな?

いずれにしろ慈恩寺は最初から寺であったと。神社から始まって神仏習合により寺になったのではなく。じゃあなんで鳥居があるのか?

きっと誰にも分からない

『創建当初は八幡大菩薩を鎮守神として祭っていた』とあります。何故かは分かりません。それはさておき八幡といえば八幡神。八幡神といえばいち早く神仏習合を取り入れた神。

そしてこの鳥居の形!八幡宮の鳥居と同じで笠木(かさぎ:一番上の横柱)の両端が上に反っており、先ほども申したように貫が柱を貫通しています。


この鳥居を潜り真っ直ぐ進むと熊野神社(1156年勧請)がありますが、鳥居の形が全然違いますよね。

こちらは神明(しんめい)鳥居です。明神ではなく。ってことで、鳥居坂の鳥居は熊野神社の物ではないと。

分かったことはここまでです。結論は出ませんでしたが、何かご存知の方がいたら連絡待ってます!w

縁切り地蔵

六地蔵の一

鳥居のすぐ側にあります。縁を切りたい人と一緒にお参りしましょう。

鳥居を抜けると先程の熊野神社の鳥居が見えます。


拡大


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参道周辺

宝徳寺

熊野神社の手前にある十字路を右折しました。宝徳寺です。たぶん。

竹で入口が塞がれています。

桜沢坊?

マップによると桜沢坊ってことですが…民家にしか見えません。


庭に柿が沢山成ってました。


参道

メインストリートに入ります。


お~真っ直ぐ。奥に山門、手前の家に先程のドウダンツツジが。


山門アップ


ドウダンツツジとナンテン(南天)

ナンテンは中国原産ですが西日本(四国、九州)にも自生しています。が、それは大陸から持ってきたヤツが野生化したのでは?とされています。

最上院(さいじょういん)

付近に最上郡や最上川などの地名や最上氏ゆかりの地があることから「もがみ」と読みそうになりますが、「さいじょう」です。


戸がありませんが薬医門(やくいもん)ですかね。ちょっと寄ってみようかな。


立派な門ですが左側に隙間があり、そこから侵入されちゃいますね。


中はこんな感じ。石垣とアスファルトのコラボ。





ほこりちゃんは岩の上にいます。

そう言えば肝心の最上院を撮影しませんでした。普通の家みたいだったので…

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慈恩寺

さぁ上るぞ!先日の山寺に比べたら全然大したこと無い。


山門(仁王門)

2階建てで1階に屋根が無いので楼門(ろうもん)ですな。この形式の門を見るといつもあのテラスみたいなところでお茶したくなる。

門と言っても両外側がガラ空きなので鳥居みたいなもん(門)ですね。セキュリティー的な意味はゼロ。

あ、でも両側に仁王様が睨みを利かせてるからそれがセキュリティーになるのか。

ん~?これで瑞宝山と読むのでしょうか…?


鐘楼



自由に撞いて良いそうなので撞きました。その様子は動画にて。


本堂

これがメインの…っておいw まぁこれはこれで貴重な状況だが…(前向き)


一応外縁をぐるりと見学出来るらしいですがマスクとアルコール消毒しなきゃいけないのでやめときます。

免疫力下げて病気になりたくないですからね。

天台智者大師堂

天台は天台宗の天台で中国の天台山が由来ですね。

大師について調べると「西暦538年、天台大師は中国荊州華容(けいしゅうかよう)県に誕生されました。この年は日本に仏教が伝えられた年です。」とあります。

天台宗の開祖とされることもありますが諸説あります。

新奥の細道

さて、それでは新奥の細道を散策したいと思います。


っておいw


入れないやんけ


釋迦堂

要するに釈迦堂です。


釋ってところがミソ

釋(釈)はお釈迦様のこと。浄土真宗などの法名(ほうみょう)で『釋〇〇』のように一番上にこの字を付けることでその人はお釈迦様の弟子ということになります。

亡くなった時故人に戒名を付ける事があると思いますが、浄土真宗の場合それを法名と呼ぶ…

のような誤った解説が広まっているようですが、法名は帰敬式(おみそかり)という儀式で生きている人が授かるものです。

と、住職が言ってたんだから間違いないw

手水舎

水が出てないようですが…溜まってる水を再利用しろって事かな?サステイナブル?SDGs?


薬師堂



消毒とか殺菌とか言いますけど、アルコール自体が毒ですよね。手に毒を塗り込み、化学物質(マスクの原料)を肺に取り込む。

そりゃ~日本が世界一の感染大国になるわな。最初は世界一少なかったのに。

私が子供の頃は常在菌の重要性はもちろん「風邪を引いて強くなるんだ(つまり自然免疫)」とか「子供は風の子。外で遊べ」と科学的にも正しいことが言われていたんですけどね。

なんでこんなに劣化しちゃったんだろう…科学が退化してる。

うちの家族はお店とかで誰かに強制されない限りマスクしませんし、消毒どころか手洗いうがいも疎かにしてますが誰も風邪引いてません。病気もアレルギーもない。さて、どっちが正しいかな?

一生懸命マスクや手洗いうがい消毒などの対策して風邪引いたり病気やアレルギーになってる人は何なの?バカなの?

野生動物なんか手を洗わないどころかその辺に落ちてる木の実とかを洗わずに食べて病気になってませんけど。肉も焼かずに食べてますけど。原始時代の人類もそうですよね。

それが病気の原因ならどこかのタイミングで滅んでるでしょ。今生き残ってるって事は、つまりそんなことしなくても大丈夫な種ってことでしょ。我々を含めて。

阿弥陀堂

先程の薬師堂ソックリですが、違いはアルコールのボトルが置いてないことです。こっちはコロナ対策不要で入れるのかw


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宝蔵院

表門

お宝が仕舞ってある倉庫みたいなものかと思いましたが、僧侶が修行する清浄な場所でした。


ん~?これも四脚門かな?


布施智典(ふせちてん)…なんだろうと思って調べたら管理者のお名前でした。


潜りました。これ以上は進めそうもありません。行けなくはないですが雰囲気的に…


本堂?

一旦道路まで引き返します。こっちから行けるところもあるのか…ってあれ?

宝蔵院ってさっき潜った門と同じ名前…旅行中は気付きませんでしたが。

あ。


これか~。なんか普通の家だな…どう見ても鎌倉時代の建物ではない。


庭園

池には小さな鯉がパラパラ


イモリ?





慈恩寺はこれぐらいにして、そろそろ帰りたいと思います。まだ9:14amですがw

ここから歩いて寒河江駅まで行きます。その様子は次回。

次の旅へ行く

寒河江川ひとり旅~慈恩寺~寒河江川橋~二の堰



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