2024年11月のお知らせ
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八郎潟ひとり旅~日本一低い山の続き。
これは2021年11月15日の旅です
Contents
ハイキングコースを目指して…
道の駅 あらかわ
11:18am秩父鉄道の線路沿いにあります。
最寄り駅は武州(ぶしゅう)日野。
24時間駐車場無料
トイレあり
裏にある公園・・・なのか?
と言うことで、ここを拠点に↓のマップ(寺沢川コース)を参考にウォーキングします。参考にするだけで、コースからは半分以上逸脱します。
※秩父市産業観光部観光課さんが発行するハイキングマップ(pdf)の抜粋。
コースに乗るため先ずは武州日野駅を目指します。
浄光寺
11:26am道の駅から歩いてすぐのところにある曹洞宗の寺院。
武州日野駅
踏切の手前にある名もなきドブ川と鉄橋。こう言うの好きなんですよね。大昔の遺物より歴史を身近に感じるというか。出来たばかりの頃を想像したりして楽しんでます。
寺沢川コースへ乗るため踏切を渡り、武州日野駅の北側へ回ります。
1999年に導入された大型保線専用車両マルチプルタイタンパー(略してマルタイ)の08-16号機が2021年9月に引退。 それに伴い導入されたのが↓これ(08-1X号機)。
つい2ヶ月前のことなので、つまり新車ですね。
はい、着きました。旧荒川村の中心地。
無人駅です。1930年3月15日開業。
懐かしい自動発券機。
待合室。
いい加減にしろ。
プラットホームの両側が線路に接している島式ホーム。
風穴稲荷神社
伏見稲荷大社みたいに鳥居が並んでる神社が…この写真で確認するのは厳しいですが左下です。これが風穴稲荷神社で合ってるのかな?
駅に沿って東へ進むとカワイイ踏切がありますが…
渡ろうとすると大きな声で『あぶない!』と自動音声が流れます。ビックリして逆に危ない。
先程の連続した鳥居(写真中央赤枠)ですが、踏切を渡ってすぐ線路に沿って西へ進めば入れそうです。
踏切の中からしか確認できない案内板(赤枠)があり、右へ行くと「カタクリ自生地」となっています。つまりここから右(=西)へ行けると。
ここから鳥居が列挙されている場所へ行けます。
近くで見るとこんな感じ。
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弟冨士遊歩道
弟冨士浅間神社
11:50am鳥居には『浅』ではなく『淺』を使用し「弟冨士淺間神社」と書かれています。『冨』の字にも注意です。富士山の『富』とは異なります。
ほこりちゃんは鳥居左側にいます。
浅間神社とは
この名前の神社、全国にありますよね。「あさまじんじゃ」「せんげんじんじゃ」どちらの呼び方もありますが、「せんげん」の方が主流派なイメージです。長野県の浅間山は「あさまやま」としか読みませんが。
ではこの浅間神社とは何なのか?というと富士山を神格化した浅間大神(あさまだいじん)を祀る神社のことで、浅間信仰はいわゆる富士信仰の1つに当たります。
ということなので、名称(弟冨士)からして富士信仰と関係のあるここに浅間神社があると。
【浅間】とは?については諸説(後述)あり、ハッキリしたことは分かっておりません。
浅間の語源(諸説)
ではこの浅間神社とは何なのか?というと富士山を神格化した浅間大神(あさまだいじん)を祀る神社のことで、浅間信仰はいわゆる富士信仰の1つに当たります。
ということなので、名称(弟冨士)からして富士信仰と関係のあるここに浅間神社があると。
【浅間】とは?については諸説(後述)あり、ハッキリしたことは分かっておりません。
- 火山を示す古語
- 富士山と浅間山の神は一体
- 阿蘇山を意味している
- アイヌ語で「火を吹く燃える岩」or「沢の奥」
- 東南アジアで火山や温泉に関する言葉。例えばマレー語で「アサ」は煙、「マ」は母。
- 坂上田村麻呂が富士山本宮(ほんぐう)浅間大社を遷宮した時、湧玉池(わくたまいけ)の周りに桜が多く自生していた。 そのため同じく桜と関係の深い伊勢の皇大神宮の摂社である朝熊神社を勧請(かんじょう)。これを現地の人々が「アサマノカミノヤシロ」と呼んでいた。 などなど…
弟冨士山へ登るにはここの左脇にある遊歩道から進みます。
弟冨士遊歩道入口
『冨』が間違ってます。依頼する側、受注業者、どちらがミスったのか分かりませんがいい加減な仕事ですw
案内板通りに進むとネットで封鎖されている場所へ辿り着きます。
あれ?閉鎖中かな?
と思って近づいてみると…
どうやらここが弟冨士遊歩道入口のようですw
弟冨士山
こんな感じの道を進んでいくと…分岐が現れました。9合目と書かれています。
予定にはありませんでしたが、折角なので日本一のさざれ石とやらを拝んできます。
虚空蔵(こくうぞう)岩(日本一のさざれ石)
案内板が現れました。さざれ石は更に上へ登る方を指していますが…さざれ石が山の上にある訳ないし、きっと方向がズレているのだろう。弟冨士山頂の案内板と併用して、正確な方向が示せなかったのだろう。
山の中だし、大体の方向が示されているだけなのだろう。観光地あるあるだな。
と言うことで付近にあった階段↓を下りて行きました。迷いました。
マップ↑を確認すると、まったく意図しない場所にいることが分かりました。ここまま進むと武州日野駅に戻ってしまいます…
戻ってきましたw
私が間違ってました!案内板を疑ってすいませんでした!
ありました!w
後で行くお食事処(あづまや園さん)の店員さんの説明では…
岩の上にフックがあるでしょう?あれは運んできたときの名残なんですよ。
淺間神社の総本山(つまり富士山)から運んできて、クレーンを使いあそこに置いたと理解し「え!?あれって運んできたんですか!?」と驚いてしまいました。その反応に対し店員さんは「そうなんですよー」と答えたので、記憶を辿り…
(クレーンを掛けるフックなんかあったかなぁ…というかあんな巨石をどうやって…分解して運んだのかな?モアイ像と同じぐらいの七不思議だな…)
と思いながらも一応納得してしまいました。
しかし帰ってからネットで調べてもそんな情報は全く出て来ず、代わりに…
神様がこの岩に縄を掛け、頂上より現在地まで引き下ろしたとの伝説が残っています。
これかぁ!wということで、気を取り直してさざれ石からの景色。
草ぼうぼうで遠くが写せません。
弟冨士山頂
最初の分岐まで戻ってきました。12:23
山頂に到着
迷ったりしたので長く感じましたが、淺間神社の鳥居をくぐってから30分しか経っていません。
標高386m
富士山(3,776m)のおよそ10.2%ですね。秋田の大潟富士(標高0m)の比高(3.776m)と比べると102.2倍。
次の目的地、如意輪観音堂へ向かうため山を下り、寺沢川遊歩道にアクセスしたいと思います。
弟冨士遊歩道?
遭難しました。GPSでも現在位置がハッキリしません。さすが『冨士』を名乗るだけのことはあります。
案内板がありません。周辺を探索しても落ちていません。
意図的に撤去された可能性が高い、つまり現在ここは遊歩道として提供してるつもりはないと。
更に進むとまた撤去されたらしき案内板跡が…
陽野ふるさと会さん、お願いしますよ…
どう見ても観光客のために用意された遊歩道ではありません…
13:07
なんとか山から抜け出すことが出来ました。
後で確認したところ、私はここから脱出したようです。
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寺沢川遊歩道
馬頭観音と寺沢川
ここは既に県立武甲自然公園なんですね。馬頭観音とは
これもあちこちで見かけますよね。インドではハヤグリーヴァ(馬の首)と呼ばれ文字通り頭がウマになってたりするんですが、日本では仁王様のようなイカツイ顔が主流です。馬に乗ってる人間の顔をした観音菩薩とか。
何故この観音様がこのように道端のあちこちにあるのか?
ご存知の通り自動車が台頭するまでウマは身近な動物であるだけでなく、移動運搬手段として広く使われていました。
私がこの時代に生まれていたら馬で平日ひとり旅を楽しんでいたことでしょうw
利用者が多ければ、旅の途中で亡くなる馬もそれなりに多かったと想像出来ます。
しかし当時は馬が動かなくなったからとJAFや警察、保険会社に頼んでレッカー移動して貰う…なんてことは出来ず、その場に放置することが多かったのではないかと。
それまで一緒に旅してきた仲間である馬をそのままにしておくのは忍びない。しかし重過ぎて持って帰れない…
そこで馬頭観音の登場です。
手頃な石や木があればその場で作ったでしょうし、そうじゃない場合でも旅が終わった後、再びその場所へきて供養したりしたのでしょう。
そう言うのを専門にした業者に頼んだりすることもあったかも知れません。
こんな感じで広がり、いつしか馬以外の動物の供養にも馬頭観音が祀られるようになったとか。
何故この観音様がこのように道端のあちこちにあるのか?
ご存知の通り自動車が台頭するまでウマは身近な動物であるだけでなく、移動運搬手段として広く使われていました。
私がこの時代に生まれていたら馬で平日ひとり旅を楽しんでいたことでしょうw
利用者が多ければ、旅の途中で亡くなる馬もそれなりに多かったと想像出来ます。
しかし当時は馬が動かなくなったからとJAFや警察、保険会社に頼んでレッカー移動して貰う…なんてことは出来ず、その場に放置することが多かったのではないかと。
それまで一緒に旅してきた仲間である馬をそのままにしておくのは忍びない。しかし重過ぎて持って帰れない…
そこで馬頭観音の登場です。
手頃な石や木があればその場で作ったでしょうし、そうじゃない場合でも旅が終わった後、再びその場所へきて供養したりしたのでしょう。
そう言うのを専門にした業者に頼んだりすることもあったかも知れません。
こんな感じで広がり、いつしか馬以外の動物の供養にも馬頭観音が祀られるようになったとか。
誰も行かないと思いますが、一応場所を載せておきますw
馬頭観音から西側へ行けそうなのでちょっと入ってみます。
おぉ!綺麗な川が清々しい音で流れてます!
位置的に寺沢川ですね。荒川と合流する直前の。
穴場です。現時点では道も川もグーグルマップに載ってません。
人が来る気配はありません。ここでおにぎりとか食べたら最高だな。
せせらぎの里
やってなさそうです。寺沢ふるさと砂防事業
なるほど…
誰も行かないと思いますが…w
水車小屋
13:49小屋のすぐ先に寺沢川公衆トイレがあります。
トイレの先に車を停めるところもあります。
気を付けてください。
寺沢川公衆トイレの貼り紙。
集落の中にある小川(寺沢川)なんですが、綺麗ですよね。
静かですし、こう言うところに住みたい。ヘリコプターやセスナが飛んでこなければ。
ここで撮影しました。
もう少しで如意輪観音堂に着きます。
如意輪観音堂
14:05着きました。
寺沢観音堂と書かれていますが、如意輪観音堂です。ほこりちゃんは板の節目にいます。
如意輪観音とは
この「如意輪観音堂」というのもあちこちで見かけます。如意は如意宝珠(にょいほうじゅ)、輪は輪宝(りんぽう)の略で法輪とかチャクラとも呼ばれています。
中央の小さい玉が如意宝珠、円盤みたいなのが輪宝。基本的にみんな座ってます。
輪宝
西遊記やドラゴンボールの如意棒が意のままに伸ばしたり縮めたり出来るように、如意宝珠は全ての願いを叶える宝の珠。この設定もドラゴンボールですねw
如意宝珠で功徳(財宝・福徳・知恵)を施し人々の苦を救い、輪宝で煩悩を打破、物質・精神面に功徳を与える菩薩。それが如意輪観音。
如意宝珠、浦島太郎も持ってます。
寺沢川コースを制覇しようとすると夜になってしまうので、道の駅へ戻ります。中央の小さい玉が如意宝珠、円盤みたいなのが輪宝。基本的にみんな座ってます。
輪宝
西遊記やドラゴンボールの如意棒が意のままに伸ばしたり縮めたり出来るように、如意宝珠は全ての願いを叶える宝の珠。この設定もドラゴンボールですねw
如意宝珠で功徳(財宝・福徳・知恵)を施し人々の苦を救い、輪宝で煩悩を打破、物質・精神面に功徳を与える菩薩。それが如意輪観音。
如意宝珠、浦島太郎も持ってます。
荒川日野フジバカマ園
【開花10~11月】と書かれています。現在11月なので丁度いいタイミング!・・・・・
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アフターハイキング
あづまや園
14:27車は目の前の道の駅に停めれば問題ないでしょう。
二重天せいろそば
店内の様子
須崎旅館
16:10今回泊まる旅館
グーグルマップのピンの場所が少しズレています。実際には埼玉りそな銀行のほぼ正面にあります。
真横に平置きの無料駐車場があります。屋根はありません。
十輪寺の仁王門
旅館の裏にあるお寺。真言宗智山派
梵鐘
17:00に衝かれていました。人が立っているの見えますでしょうか?
晩酌
ラコマート小鹿野店で食料を調達します。お酒は旅館近くの「(有)なかの酒店」で調達しました。
これから毎晩この酒屋に通うことになります。
おつまみ
次の旅へ行く
羅漢山・花園御嶽山ひとり旅~少林寺
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